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サ活13 長野市 川中島温泉テルメDOME 畳の上で晩秋の風に吹かれととのう

おでかけすると、その土地のサウナを探す習性をもっています。
さっそく、「サウナイキタイ」で検索する。

長野県は、高原リゾートが多いからか、予約制やプライベートサウナが多いようです。
そんな高級サウナも憧れますが、庶民の価格で入れる質の良いサウナを探すほうが好きです。
(ただケチなだけ。)

調べてみると、こちら、「川名島温泉テルメDOME」がヒット。
プライベートサウナが大勢を占める長野県において「イキタイ」上位に入っている。
早速、車を走らせて現地へ。

キレイで大きなスーパー銭湯といった感じ。
こちらの温泉にはヨウ素が含まれているそうです。なんだか殺菌されそうです。

フロントでロッカーのカギをもらう。
バーコードがついていて、帰るときに清算するしくみである。

よし、シャワーで体を流し、サウナへ。


タワー式のドライサウナ。
左右に遠赤外線式のサウナストーブ。それとは別に、右側にサウナストーンの積まれたストーブがあり、オートロウリュが行われる。

サ室へ入った瞬間の感想は「広っ!」
40人くらい余裕で入れるであろうサウナ。
また一段一段の座るスペースも広い。
ゆったりと入れます。

サ室上部で92℃
下の段からゆったり温める。
加藤(2023)は、1セット目は心拍数が上昇しやすいため、下段に座ることでゆっくりと心拍数をあげることができ、2セット目以降もととのいやすくなると述べている。1)

最初から飛ばしすぎてはいけないのである。

12分経って体を流し、水風呂へ。
水風呂も深さがあって、よろしい。
そして地下水かけ流し。
体感で14~15度くらい。
ハフハフ言いながら、身を清める。

内風呂の源泉かけ流しの浴槽のわきに大きなデッキチェアが3つ。
こちらでととのう。
頭がボーっとします。ここがあるなら長野に住んでもいいかもと、煩悩が思い浮かぶ。

すぐ脇には、自慢の温泉。一瞬入ろうかも思うがそれよりもサウナである。

さて、2セット目。


1セット目よりも上段へ。
テレビでは、クイズ番組をやっている。
ロゴマークで、スイーツのブランドを当てるようだ。
不二家、ビアードパパ、シャトレーゼ、コージーコーナーまではわかる。
あとはよくわからない。
汗をかいてスイーツを食べる気はしない。

水風呂で清めて、露天風呂わきの外気浴スペースへ。
お!ビニル製の畳が3枚、枕まである!
桶でお湯をすくい、サッと流して寝る。
おー!こりゃ、いい!

晩秋の冷たい風がととのいを誘う。
加藤(2023)は、外気浴時に横になることで重力の影響で体の末端にも血流が流れやすくなると述べている。2)
ととのいの体勢として横たわるのがベストなのである。

3セット目はいよいよ最上段へ。


ちゃっかりとタイミングを見計らっており、オートロウリュがスタート。
蒸気が押し寄せる。
サ室が広いので、蒸気が最上段まで来るのに、タイムラグが大きい。
ロウリュの「ジュワーー!!」という音で、両手を大きく上げて熱波を浴びようとするも、タイムラグがあり、熱波が来るまでに疲れる始末。
この施設の初心者であることがバレバレである。
まぁそんなことを気にしてはいられない。
恥ずかしがっていては、プロサウナーにはなれないのである。(だからいつからプロになったんだ。)

清めてから外気浴へ。
2セット目の畳が良すぎたので、再びゴロン。
3セット目も気持ちよくとといました。
やはり、秋から冬にかけてがサウナのベストシーズンだと思う。

ヨウ素の温泉が気になる気がしてきたが、このととのいをキープしたいので、やっぱりやめる。
水シャワーで流して完了。

今回も素晴らしい施設でした。
また長野市に来たらここだな。

参考文献
1) 加藤容崇:「医者が教える 究極にととのう サウナ大全 超絶リラックスとパフォーマンスアップに効く科学的な方法」(電子書籍),ダイヤモンド社,P96,2023
2) 加藤容崇:「医者が教える 究極にととのう サウナ大全 超絶リラックスとパフォーマンスアップに効く科学的な方法」(電子書籍),ダイヤモンド社,P72,2023


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