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川崎でクロマニヨンズのライブ。

 クラブチッタに来たのはJUNGLE 9以来だろうか。傾斜も段差もなくシンプルな造りのライブハウスだ。

 1曲目のあいのロックンロールは予想通り速かった。激しいバスドラと叫ぶような歌い方。2曲目の大山椒魚でもう泣いてた。

 個人的に一番ライブ化けしたのは恋のOKサイン。ミラーボールがキラキラまわる。ヒロトはお客さんと会話するように歌う。まるで映画。

 「今日のライブがよかったらCDやレコードを買って下さい。まったく同じものが聴けます。いや違う、今日のは今日だけだ。」

 クロマニヨンズは何も特別なことはやってない。楽しいが伝わってくる。だけどあまりに純度が高すぎるものを見せられるので感動してしまうのだ。

 「生きる」から「メロディ」と続くセトリ。これを体感した幸せを忘れまい。

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