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大学院ですること

こんにちは、菜子です。
あと1か月で大学院生活がスタートします。
楽しみすぎる………!

というわけで、大学院ですることを明確にしておきます。
不器用なもので、余裕をもって動かねば時間に追い越されてしまうのです。
「大学院での目標」とせず「大学院ですること」としたのは、その方が行動に移しやすいし、必ずやろうと思えるから。

やることを決めたと思えばシャッシャッーーーと高速で達成する友人がたまにいますが、そのような方々は地球外生命体だと思うようにしています。彼らに並ぼうとした結果自分を見失った経験があり、他人とペースを合わせるのはやめました。

大学院について


・2024年4月入学
・農業経済学専攻 修士課程
 
農業経済学は、農学、経済学、社会学などあらゆる手法を駆使しながら、食糧問題や環境問題に取り組む学問。理系出身、文系出身どちらもいます。

大学院ですること


4か月前の記事で大学院に進学する理由を3つ挙げました。
・農学の世界に戻りたい
・留学したい
・人生で何にコミットするか決めたい

それからいろんな経験をしてアップデートしたから整理していきます。(ここからが本題)

国際機関でのキャリアを拓く


4か月前は、農学の世界に戻りたいとだけ書きました。
ただ、戻って何をしたいのかが明確ではなかった。

しかし、海外一人旅や指導教官との会話を通じてやりたいことが具体化していきました。自分でも驚いたのが、話すうちに見えてきたというより、やりたいことを聞かれたときに瞬発的に答えていたことです。
答えながら、「やっぱり自分はこれがしたいのか~。」と納得する感じ。

①デンマークの学校で友人に将来何をするか聞かれた時
ナコは将来どんな仕事をしたいの?

1秒で答えている自分がいました。
UN(国際連合)内の組織で食料政策を立案したいんだ。

②ハンガリーで日本の官僚に話しかけられた時
大学院で何を研究するんですか

迷わず出てきた言葉
日本もしくは世界の農業・食料政策ですね。嗜好品としての食事というより、生命を維持するための必需品としての食料を広く行き渡らせるには、どの国どの経営体にどれだけ投資するのが効果的かみたいなことにモチベーションがあります。

③指導教官と面談をした時
嶋さんはどういう道に進みたいと思っていますか。そのサポートをするからね~。(先生ゆるキャラみたいで癒される)

嶋さん語りまくりました。
一番興味があるのはFAO(国連の組織)です。省庁からの出向とか、海外で博士取ってからとか、FAOにたどり着く道はこれから検討していきますが。研究者として世界の農業政策に携わりたいです。そんでもって調べたところ・・・・・・・略

その他にも多くの人と話しながら、「そんなに国際機関に興味があったんかい!」と自分にツッコミを入れる日々です。(現在進行形)

やりたいことって一生懸命考えたら出てくるものでもないし、「得意なこと」「好きなこと」「収入が高いこと」、いろんな要素を考慮しはじめるとキリがないです。

だから、咄嗟に出てきた「国際機関で働く」という自分の言葉を信じようと思います。咄嗟に出てくるということは常に頭の中にあったということですし、実際15歳ではじめて抱いた現実的な夢が、国際連合の職員になることでした。大学で農学部を選んだ理由も、農業経済学科のHPを高校時代にみて「これだ!ここだ!」と心が動いたからです。

こんな大事なことをなんで忘れてたのって感じですが、短期的な利益を求めてしまったり、プライベートに気を取られたりしているうちに、熱が冷めていったんでしょうね。

何かの本で「やりたいなら今すぐ行動に移せ。でないとすぐ冷めて結局やらない。」みたいなことを目にしましたが、本当にその通りだと思いました。

冷めたとて別のことで花開けばいいのかもしれませんが、私は冷めきれず、小さな灯が心の奥底でくすぶり続けていたのでしょう。

だけど大学院に戻ってきたし、意識する前に言葉が出てくるし、やっぱり私は国際機関に興味があるんだなと。

とはいえその実態を詳しく聞いたことはないので、まずは有識者にお話を伺いつつ、他のキャリアも視野に入れながら専門性と英語力を磨こうと思います。

留学する


これも4か月前に書きましたが、やはりアップデートがありました。
当初は1年くらい交換留学できたらいいな~くらいでしたが、最近は海外の大学院で博士号を取得することも視野に入れ始めたのです。

国際機関で勤務、そうでなくとも国内外の政策や貿易に関わることがしたいので、そのためにも海外で深く学んでおきたいと思ったからです。

学歴より実務を積んだ方がよいという風潮もありますが、私が目指している業界は研究者としての成果も重要になってきます。(AIは敵じゃなくて仲間だと思いたい)

これも有識者に相談しつつ、学校選びと英語スコア取得に励んでまいります。(とはいえ海外に住みたいから留学したいというのが本音かもしれない….)

人生でコミットすることが定まってきたのでダイブする


4か月前は、人生で何にコミットするか決めたいと書きました。
やりたいことが散乱していて、何からすればいいのか、本当にしたいのはどれなのか分からなくなっていた状態。

これに関しては大きく進歩した気がします。時間がたっぷりあるこの期間に、順番にやってみたからです。

結果的には、散々書いてきた通りアカデミック寄りの世界に進んで、国際機関等で勤務する道がみえてきました。
あとは思い切りダイブして、苦労もしながら伸び伸び生きていけたらなと思います。

悩んでいたときは苦しかったけど、決意が固まった今はとてもすっきりしています。「決める」って大事ですね。

こんな感じで大学院2年間過ごしてみます。
書いたからにはやるんだぞと自分にプレッシャーをかけつつ、ストレスは抱えすぎないようバランスを保ちたいです。

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余談ですが、いろんな人に相談する中で印象に残った知人の言葉があります。その方は医療系のスタートアップで365日とんでもない量の仕事をしています。しかも本当に楽しそう。(ワークライフバランスの考え方は人それぞれ☺️)

嶋菜子:なんでそんなにコミットできるんですか。もっと待遇の良い企業で悠々と生きることも可能なのに。

知人:『1リットルの涙』っていうドラマを小さいころに観て決めたんだよね。俺は沢尻エリカさんを助けるんだって!だからもう今の仕事しか考えられない。それでいいと思うようにしているし、実際それでいいんだ。

嶋菜子:『1リットルの涙』で人生決めたんですか !?

拍子抜けしつつ、とても素敵な生き方だなと思いました。人生の選択肢は無限にあるけど、こうして「わたしはこの道だ!」と決めて突っ走る。なかなか真似できることではないけれど、仕事を辞めて農学の世界に突き進もうとしている自分にとって、励みになる言葉でした。



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