#138 言葉の違いがわかると面白い
最近言葉の違いを調べることが面白くなってきています。
同じような意味だけれど異なる表現を見つけたときや、どっちの言葉を使ったほうがいいか迷うようなときは、言葉の定義を調べるようにしています。
すると、あっそうなんや、と思いがけない発見がある場合もあれば、ん〜よくわからん、と余計に悩む場合もありますが、調べてみるとそれはそれで楽しいものです。
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昨日、協力会社さんにある前提を提示して、その場合どのように対応するかを問い合わせるメールを書いていたときのことです。この時、ある前提を「条件」と表現するか「仮定」と表現するか、迷いました。
Oxford languageのサイトで調べてみると、
条件とは、「ある物事が成り立つ、または起こるもととなる事柄のうち、その直接の原因ではないが、しかしそれを制約するもの。」
仮定とは、「仮に定めること。また、仮設。仮説。」とのこと。
ん〜よくわからん、という状態になりました。
そこでもう少しググってみると、条件と仮定の違いを英語表現で説明しているサイトを見つけ、あっそうなんや、という状態になりました。
条件は「前提条件がわかっていないときに定めること」、仮定は「前提条件がわかっていて、それがあり得ないとわかっていながらもその前提条件としたときに定めること」と理解しました。
「もし私が鳥だったら」という場合、私が鳥でないことはわかっているので「条件」ではなく、あり得ないとわかりながら私が鳥だったら、ということを考えるので、この場合は「仮定」が正しい使い方になります。
ただ、これは英語での考えであって、日本語の大家に聞くと違う回答があるかもしれません。
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協力会社さんに問い合わせメールを書くときのことを考えると、前提条件がはっきりしていない中で相手がどう動くか知りたかったので、この場合は「条件」が正しい使い方になります。
理解したからといってすぐに使い分けできるようになるとは限りませんが、少しずつでも意識して言葉の違いを調べていくと、いい文章を書けるようになるはずです。
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