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#106 技術×ヒト=社会貢献

今年7月に受けた技術士二次試験の筆記試験結果が届きました。
4回目の挑戦でしたが、筆記試験は無事合格。
次の口頭試験の切符を手に入れました。

技術士二次試験は、筆記と口頭の両方合格して始めて資格が授与されます。
筆記試験を合格しても口頭試験で落とされれば、翌年は再び筆記試験から。
まだまだ、気を抜くことができません。


口頭試験では、コミュニケーション、リーダーシップ、マネジメント、評価、技術者倫理、継続研鑽の6項目について、技術士に相応しい資質を備えているかが問われます。
専門技術的な内容は筆記試験で確認できているので、筆記試験で確認できない業務遂行に必要な上記の資質について問われます。

とはいえ、コミュニケーションやリーダーシップ、マネジメントなどの言葉には様々な定義があり、これだけでは捉えようがありません。
そこで、日本技術士会が発行している「修習技術者のための修習ガイドブック」を参考に、技術士という資格の中ではどのような定義がされているのか見てみました。

ちなみにこの修習ガイドブックは、日本技術士会HPで無料で公開されています。


個人的な解釈で要約すると、
コミュニケーションとは、関係者に対して技術者が持つ専門能力を理解してもらうための能力
リーダーシップとは、関係者に対して業務目標へ向かい立ちはだかる障壁を乗り越えるための能力
となるようです。

このコミュニケーションとリーダーシップの項目には共通して「関係者に対して」という言葉が含まれていることに、改めて考えさせられました。


技術者といえば、どちらかと言えば、モノに対して働きかける職種と考えがちですが、口頭試験ではヒトに対する働きかける能力を問われています。

技術はもちろん重要ですが、それを社会に活かすためにはヒトに対して動いてもらわないといけない。

技術×ヒト=社会貢献

そんな式が浮かんできました。


同じような式=構造を現在参加している勉強会で以前教えてもらいました。
この式は、社会貢献するための公式なのかもしれません。

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