納得できる気がしない

年が変わって最初の記事の始まりを「明けましておめでとうございます」から書かないと礼節がなってないと思われてしまうのではないか、という不安に煽られてスタートを切っておりますが、この書き出しの雰囲気こそが他にも沢山居て、これも書いてて恥ずかしいなと思いつつ、これは高校の卒業文集にあるある系のことを書いた自分としては28年何ら変わっていないことの確認であって、今年も不安と見栄の間で生きていくことになるのだろうな感じているところです。
みなさま明けましておめでとうございます。世界が平和でありますように。本当に。

さて、買い物が下手です。
キャリーバッグ(通称:ガラガラ)のタイヤが一つ欠けた状態で二年以上、いやもっとか、使い続けていたのですが、いい加減イライラが募ってきましたので買い替えることに。どこの道もボコボコしやがって!むきー!
買うものが決まっているので、混雑が予測される初売りアウトレットに行きまして、大男サムソン由来の鞄屋さん(サムソの騎士かと思ってたら夜の方だった。K入ってないもんね。後、勝手に韓国企業だと思ってた。間違いだらけで生きています。)のところに真っ直ぐ向かい、今使っているガラガラを見せて「これと同じサイズを」と伝えたのです。お店の方が(あんな商品うちにあったかしら…?)と不安な顔になったのが感じ取れたので、急いで「あっ、これはここのじゃないです。」と難を逃れました。危ない。
狙いを明確にしてお店に向かったので決めるのに10分くらいしかかかりません。せっかく正月三ヶ日にアウトレットに来たので、ショッピングプレイを楽しんでも良さそうなもんですが、売り手側の売りたさを感じとってしまうので、申し訳なさに押しつぶされてすぐに決めてしまうのです。あと、ファッションに自信が無さすぎるので、あちらのオススメを素直に聞き入れます。お目当ての品はちゃんと手に入るのでいいのですが、なんだか『買い物を楽しむ』ということが出来ていない気がします。
仮に、買うものを決めずに来て「何かしらお洋服を」なんてことになりますと、結局何も買わずに退散したりします。やっぱり楽しめていない。ダサダサのオッサンが入店してきた段階で店員さんは「うわっ…。買って欲しくねぇ…。」って思ってるだろうなと考えるので歩くスピード緩めずに店内ぐるりとして出てきたりしている。かといってネットで買うかといえば「やっぱり現物見たいわよね。」とか思うから厄介だ。けどこれは言い訳させてほしい。長いんだ。胴が。不安なんだ。品物が。見た上で買うことで、後悔する理由を一つでも潰しておきたいんだ。見て買っても失敗はする。現にこの前買ったズボン(まだパンツと言うのが恥ずかしい)の丈は短かった。けれども試着して納得した上で買ってるから諦めもついてるし「仕方ないよね。てへっ。」くらいに思えて愛着もある。
今日買ったガラガラだって、幅が広くなった分、今までのガラガラを収めてた棚に入らない気がしてきたけれど、タイヤの動きはとてもスムーズだ。だって四つあるから。可愛いやつめ。

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