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書き出し小説ボツ作供養

書き出し小説は24年から月一になりまして、一回取り逃すと一ヶ月落ち込むことになりました(落ち込むこと前提で)。
一月の規定は毎年恒例の『バカ』。規定はバカさが足りずに残念ながら採用されませんでした。幸にして自由部門で一つ採用されたのでホッとしたものの、規定で採用されないのはそれはそれで寂しいなとも思うわけです。何故ならそれなりに投稿しているから(自信がないからね)。
よってここに供養します。以下が投稿してボツだった作品たち。

〈バカ〉
海苔の巻いてないオニギリはどうしても握り潰してしまうのだ。

土鍋は割れたが具は無事だったので宴会は続行された。

木から降りられなくなって猫に助けられた。赤い実が美味しそうだったから。

床一面に広げられた半紙には、大きく『謙虚』と書かれていた。

生ゴミを減らしたいので骨ごと食べる。SDGsに貢献する。

鎖鎌を仕込んだマフラーが重い。

餅は伸びるだけ伸びて力なく砂地に落ちた。爺さんは何も言わずに次のもち米に手をかけた。

バカが褒め言葉になり、国は滅んだ。

「遂に完成したぞ!行け!怪人・・・お礼男よ!」ゴロ・アワセ博士が叫んだ。

誰もやったことがないことを追い続け、『誰もやったことないこと追い続け王』を名乗るようになった。

札付きのワルが札を取られないように逃げ回っている。


土鍋は事実です。
好きなのは鎖鎌。
語呂合わせ博士はその内書きたい。
で、一つ絵にしました。

「餅は伸びるだけ伸びて力なく砂地に落ちた。爺さんは何も言わずに次のもち米に手をかけた。」

砂浜で餅つかない方がいい

地面が描けないですね。
あ、波打ち際が手抜き。
反省ばかりの毎日です。

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