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新卒一年目、なんでもやったからこそ見えたこと。

こんにちは!麗らかな春の日、今日は3月31日。
明日から新卒一年目と言えなくなることに、少し寂しさと緊張を覚えているりかこです。

改めてこの一年を表すならば、「なんでもやった結果、これが好きだってものに再会できた年」だったと思います。一本道しか見ていなかった私が、無理やり視野を広げることになったおかげで、新たな世界が見えてきた。

2年目に向けて、簡単に振り返りを。「いろいろやったけど結局やりたいことってなんだろう」そんな誰かのヒントにもなりますように。


やりたいことができない。葛藤の末、「なんでもやる」と決めた一年目スタート

私には「自分の個性(とげ)を愛し、貫ける人を増したい。」というミッションがある。

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自分の「好き」や「やりたい」に正直な人を増やすために、私はまずその気持ちに「気づく」ことが大事だと考え、キャリアコーチングが手段だと腹落ちしてポジウィルを選んだ。

大学時代にはインターンで1年間、就活生の自己分析支援を一対一で提供した。心から夢中だったし、成果も出た。だから、きっとキャリアコーチングは天職だと思っていた。

しかし、新卒一年目ではできないという現実。
「キャリアを少なからず積んだ人が、新卒に相談したいと思うだろうか?」
人生経験がそのまま武器になるキャリアコーチングの仕事。その時の私は、ハンデのありそうな勝負に乗る気になれなかった。
「それなら今はなんでもやろう。その経験が、きっとこの先で誰かに提供できるわたしの価値になる。」
そう言い聞かせて、キャリアコーチングがやりたい、という気持ちを飲み込んだ。

広がり、広げてとっ散らかった

人事、採用広報、組織、プロダクト企画。
本当にいろいろなことをさせていただいた。それらを通じて、組織や事業というのは至るところで課題が発生するものであり、因数分解をして一つ一つテコ入れしていなねばならないと学んだ。多角的に事業を俯瞰してみる視点が得られたと思う(まだまだだが)。

でもやっぱり直接人に「自分の好き、やりたいを知る」ことの価値を伝えたくて、大学生向けの自己分析ワークショップを開催したり、ひょんなことから入会した経営を学ぶコミュニティ内で自己分析クラスの運営をしてみたりした。運営には多くの人が協力してくれて、同じように価値を伝えたいと思う人たちの存在にも勇気づけられた。本当にありがたい限りだ。

でもずっと「これじゃない感」はあって。熱中しきれない自分に嫌気がさしながらも、最初に決めた「なんでもやる」という決意に支えられ、なんとか走ることができた。

最後は新しい「好き」が顔を出した

2024年1月、マーケティングの部署に異動になった。
これまで採用広報としてインタビュー記事を書いてきたことが評価され、声がかかった異動だった。

▼弊社は素敵な人ばかり

ライティングに関することをいろいろやる。それが今のミッション。
なんでもやってきた一年目だったけど、今が1番しっくりきている。

自分なりになんでかを考えると、「言葉」と「人の人生」が好きなんだと改めて気づいた。

キャリアコーチングをやりたかったのは、人それぞれの人生を深掘りしながら眠っている欲求を発掘し、それを「言葉」にすることで「好き、やりたい」に正直に向かえるよう背中を押したいからだった。

言葉一つで腹落ちするかどうかも、一歩踏み出す勇気が出るかも決まる。
だから、言葉は面白い。

まだまだ、「自分の過去と向き合い、「好き、やりたい」を自覚し理想の未来から逆算してキャリアを選択する」価値に気づいていない人はたくさんいる。どんな言葉でそれを伝えるか、最適解のない中での試行錯誤はとても難しく、面白い。『ポジウィルのマーケティング』だからこそできることだと思う。

余談だが、実は小学生の頃、小説や漫画が好きで読み漁っており、自分でも書いていた。だから今、「書く」ことに楽しさを覚えていることが腑に落ちているし、あの頃の無邪気な自分に再会したようで嬉しくもある。

2年目の私は

「なんでもやる」が連れてきてくれたのは、新しくも懐かしくもある「好き」だった。
スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱する「計画的偶発性理論」では、「キャリアの8割は偶然の出来事によって決まる」だからこそ、「目の前の偶然の出来事(happenstance)を最大限に活用すべきなんだ」という主張がされている。本当にそのとおりで、一年前には想像ができなかった選択肢が目の前に広がっていると感じている。

2年目は、「好きを磨く」をテーマにしたい。
感性を働かせて、好きだと思ったことを貪欲に深める年に。
柔軟さは残しつつ、好きだと思えることにこだわっていきたい。

人に対して、好きという気持ちを大事にしてほしいと願うなら、
わたし自身がまず「好き」を大事にしないとな、と思う。

今のわたしに関心があることは、ブランディングと事業づくり。
「自分の個性(とげ)を愛し、貫ける人を増したい。」
そのためには、個性(とげ)に気づくだけではダメで、
自分の世界観を言葉にし、ブランドにし、事業にすることが一つの解だと思っている。(これも、今年一年で視野が広がったからこそ到達した想いだったりする)

わたしの「好き」で、誰かの「好き」を形にしたい。
その想いの実現に向けて、邁進する2年目に!


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