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縦は迫力の構図

縦構図をする効果とは

縦の構図は、奥行きや高さ、そして迫力を表現するのに適している。また、スパッと画面を整理する効果がある。

二寧坂(京都)


建ち並ぶ町屋を表現

「緩やかに降りる小路」「小さく建ち並ぶ町屋」「続く町屋の流れ」
圧縮効果(近景と遠景が重なり合って見える現象で、望遠レンズで縦構図ほど効果がでる)によって、より迫力のある写真表現ができる。

山の写真では

急峻な山だが
より高さと迫力を出す縦構図

メインとなる岩峰を中央に配し、サイドは稜線が上がったところでカットしている。これによって、山が左右に続いていると想像ができる。

私たちは、テレビや映画など横構図の安定感のある映像を毎日見ている。このような環境下で生活しているので、写真を撮るときも横構図が多くなる。
それはそれとして、縦に撮るということは、ある意味でチャレンジ(challenge)するようなもの。
そこにあるものを撮る。ということだけではなく、どのように構図し、表現するか? その表現が、縦構図で非日常的な「おぉ…!」という写真になるかも。

圧縮効果で大きさを表現

朝日のあたる姫路城

姫路駅から約1.37km。朝の光を浴びた「姫路城」が、ビルの高さを上回る迫力で迫ってくる。

※掲載写真は、すべて筆者のもの。



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