見出し画像

はがゆいのよこの小指が

シニアになって初めて知った

クラシックギターをはじめて分かったことに、指が想うように動かない。特に小指がこんなに中に入っていたっけ?
小指を気にして生活する必要もなく、長い人生を送ってきて、ここで、左手の弦を押さえる指がはがゆいとは、想いもよりませんでした。

そんなことなので、最初は小指を使わずに弾いていました。ま、小指を使わない曲を弾いていたというのが正解です。
ところが、次第に小指を使わないと曲が弾けないということが分かりました。ここで、また忘れていたことが…。
子供のころに小指を怪我して先端が半分しかなく、それも内側に曲がっていることでした。
人差し指が1フレットで、小指が4フレット、ん~きつい。
人差し指が2フレットセーハで、中指が3フレット、薬指が4フレット、小指が5フレット、ん~きつい。
小指と薬指が仲良くて、離れようとしないのです。

弦とフレット

それでも、ほんの少しずつではあるけど、開けるようになってきました。若いころからやっていたら、今頃はギタリストになっていたかも? なんてブツブツ言いながら弾いています。

何故ちゃんと終わりまで間違わずに弾けないのだろうか?

そう思いつつ、今日まで弾いています。
たまに、間違わずできることもありますが、たいがいどこかでトチってしまいます。余計な概念が入るからでしょう。
トチることが多いのは、録音するとき、人前(Wife)で弾くとき、考え事をしながら弾くときです。
もう何十回も弾いているのにと思うのですが、
YouTubeで、神童と言われる天才少女のバイオリストを観ていたとき、「間違うことはありませんか?」というような質問されていて、その答えが「間違ったり、苦手な個所は、百回でも千回でも練習します…」と。
プロは違うなと感じました。
確認したら、間違わずに弾ける曲は、暗譜した曲が多かったです。また、行き詰ったとき、もう一度原点に戻ってみると判ったりします。
楽譜を再度よ~く確認すると、押さえる指が違っていたりして、「な~んだ。うまくできなかったのはこれだったんだ」ということもあります。

こんな遊びもしました

まだまだ、初心者のころ(楽しくギターを弾こうと思っていたころ)、Wifeの助言もあり、「LINE」で友人にイントロクイズと題して、その曲名を当ててごらん!をしました。
びっくりしたのは、意外と当てるのです。
最初は30曲くらいかな?と始めたのですが、こちらも勉強(トライ)して100曲になってしまいました。
今では、その中から、自分が好きな曲で弾きやすい曲を、ちゃんと弾けるように楽しく練習しています。

※「セーハ」とは、人差指で全弦(1~6弦)または3つの弦などを押さえること。
※「暗譜」とは、楽譜を覚え、見なくても弾けること。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?