この際なので様々な疑問をぶつけます。

僕　「うちのように月20万も払えない人いますよね？」
医者「君のような再生型のケースは稀で、メインの顧客だよ」
僕　「残りは？」
医者「消滅型。借金を０にしたいというケース。大半はそっち」

医者「まぁ消滅型は、実質ボランティアだな」
僕　「え？金取らないんですか？」
医者「だって金ないから来てるのに、とっちゃダメじゃん笑」
僕　「確かに…どんな方が消滅型なんですか？」
医者「学生ローンが払えない生徒とか、リボ地獄の主婦とか」
僕　「そういう方はどうサポートするんです？」
医者「借金額も小さいから攻撃も弱い、やることはあまりないよ」
僕　「だったら再生型だけ顧客にしては？」
医者「まぁ彼らがいいお客様を連れ来てくれる事もあるしね」

ずっと気になることがありました。

僕　「あの両脇にいたキャラ濃いめの２人は何者です？」
医者「アシスタント。まぁ見習いでもあるかな」
僕　「この仕事ってプロが何人もいるんですか？」
医者「再生コンサルと呼ばれる人は沢山いるね」
僕　「皆同じようなビジネスモデルなんですか？」
医者「色々な再生スキームがあるけど、駆使できる人は数えるほど」
僕　「みんなナニワ金融道みたいな人なんですか？」
医者「中小企業診断士とかが多いかな。俺はほら闇医者だから」
僕　「確かにグレー感拭えないです...」
医者「でも癌になったらヤ○ザでも救ってくれ！ってならない？」
僕　「まぁ…」

僕が駆け込んだのは闇医者....
運がいいのか...悪いのか...

ともかく「会社の癌」を治す専門医がいる。
免許/資格/許可の有無は関係なく、
各医者が独自のスキル/手法で「会社の癌」を治療する世界。

僕　「で、ここはどんな術式を得意としてるんですか？」
医者「放置」
僕　「それってスキルなんですか笑」
医者「相手が動くのを待って、策を検討する」
僕　「なんか合気道みたいですね…」
医者「借金の時って、動く金すらないんだよ。だから相手を動かす」
僕　「確かに相手の動きを見てから動く方が効率的ですね」
医者「後出しジャンケン作戦。その方が金も抑えられる」

う〜ん
果たして月20万の価値があるのかどうか…