僕の友達を連れてきたよ

竹内結子さんです

はい、えーっと、竹内結子です
えー、お久しぶりです

皆さんには、大変ご心配
そして悲しませてしまいましたこと
申し訳なく思っております

本当にごめんなさい！
（数秒間、深々と頭を下げました
　顔を上げると涙が込み上げていました）


私自身、なかなか気持ちが定まらなくて
深くて暗いトンネルを
ずーっと彷徨っていた感覚です

もう戻れないことを知って
どうしていいのか本当に分からなくて
混乱しました
何も信じることができませんでした

でも、どのくらい経ったときかな
ふと、何か温かいものを感じ取りました
それが光の輪になり、私を取り囲み
取り囲んだ先に、光の長い道ができ
その道を無我夢中に辿っていたら
今のところに着きました

とても心地よいほど温かく、澄んだ光でした
その「光の輪」と「光の道」が何なのか…

今になって思い返すと、それは皆さんが
私のために手を合わせてくれた気持ち
捧げてくれた祈りでできた道だと感じています

それまでは泣くことしかできなかったのに
今では、ようやく笑うことが
てきるようになりました

本当にありがとうございます
（数秒間、頭を下げました）


これからは
ここから大好きな我が子を見守っていきます
生きていた頃は
母として至らないところばかりでした
だからこそ、これからは
子どもたちが困難なことに遭っても励まし
守っていこうと決めました


私は今、皆さんからの愛で満たされています
これからは、私が皆さんに恩返しする番です
皆さんの力になりたいんです

私のことで悲しませてしまった皆さん
必要でしたら、私の名前を呼んでください

皆さんに会いに行きます
話を聞かせてください
傍にいさせてください

一緒に頑張っていきましょう


本当に本当に、ありがとうございました

では


竹内結子