#90 羊文学

no.2です。
「出逢いたいエンタメ」ということで、私が今回紹介するのは「羊文学」です。

楽曲自体は好きで、3年前くらいからよく聴いています。
しかし、まだライブには足を運んだことがなく、ずっと行きたいと思っていました。
そしたら、今年の秋からツアーを始めるとのこと!
私の職種上、秋以降の休みがまだ確定していないので、申込みができず足踏みをしている状態です。

かくいう私もそこまで羊文学に詳しくはないので、私と羊文学にまつわる話をしたいと思います。

まずは『Step』
今回調べて知ったんですが、これのプロデューサーに岩井俊二さんがついてるんですね!
映像は女子高生2人にまつわるストーリーで、「少女邂逅」っぽいんです。
それは当然で、「少女邂逅」自体が岩井監督の「リリイ・シュシュのすべて」をオマージュする形で作られているからなんです。
こういう好きな人同士がリンクするの嬉しいですよね。

で、『ドラマ』『天気予報』
これは前述した「少女邂逅」のサブストーリー?の「放課後ソーダ日和」に使われていた楽曲です。「少女邂逅」も「放課後ソーダ日和」も枝優花監督の作品で、この監督も私は昔から好きだったので、こういう繋がりはとても嬉しいです。
どちらも『若者たちへ」というアルバムで聴けます。

そして、『夕凪』『サイレン』
これはどちらも「この日々が凪いだら」という映画に使われていた楽曲です。
私が頼りにしている配給会社spotted productionの配給です。
この映画も好きな映画の1つでして、大きな起承転結に依拠しない、平坦だけど私たちの生活と非常に地続きな映画でした。
やっぱり羊文学はそういうのが得意な気がします。
私たちの生活と寄り添ってくれる。現代人の言語感覚と生活感覚を綺麗に音に乗っけてくれる感じが非常に多くのファンを呼んでいるのかなと思います。

で、『風になれ』
これは羊文学が歌っているわけではなく、「そばかす」の主演を務めた三浦透子さんが歌っているものです。
羊文学が楽曲提供する形で歌っているのですが、三浦透子さんってこれの他にもいろいろ歌ってるんですね。
演技はもう十分に評価されていますが、音楽活動もちゃんとプロレベルでできちゃうなんてこの人何者?
この曲はしっかり羊文学のテイストを含んだものであり、そこに三浦さんの歌声がばっちり合っています。

こう概観してみると、羊文学は私の好きな人たち、岩井監督、枝監督、spotted production、三浦透子さんなどと接点を持っていることが分かりました。
ますますライブに行かない理由がないですね。
でも、友人によるとやっぱりかなり人気みたいで、ファンクラブに入らないとなかなかチケットも取れないみたいです、。
まあ、いつか行けたらいいなとは思います、、、

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