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赤ちゃん用スタイの選び方!現役ママが徹底解説!

たくさんの種類があるよだれかけ。スタイと呼ばれることが多く、育児には欠かせないアイテムです。ここではスタイの種類や使用目的から、どのスタイを選べばいいのかという疑問を現役ママの視点から詳しく解説します。

目次
▼赤ちゃん用スタイの選び方
▼使用目的で選ぶ
▼スタイの素材で選ぶ
▼スタイの形で選ぶ
▼月齢で選ぶ
▼スタイの留め具で選ぶ
▼洗濯方法で選ぶ

赤ちゃん用スタイの選び方


赤ちゃん用スタイの使用目的は主に3つあります。

よだれを拭く
よだれが多い子は、1日に何度もスタイを交換するので、10〜15枚必要になることがあります。
よだれは早い子で2カ月頃から出はじめ、2歳前後まで続くことが一般的です。

よだれの量は個人差がありますので、数枚のスタイを用意しておけば、よだれが出始めてから買い足すかを考えてもよいでしょう。

食事時の汚れ防止
離乳食が始まると、吐きもどしや食べこぼしで服が汚れてしまうので食事用のスタイが必要です。スタイを使うことで洗濯物を減らし、食べこぼしも減らせることで掃除が楽になります。

離乳食期の食事は想像以上に汚れてしまうので、よだれが少なく普段使いのスタイが必要ではない子も、食事用のスタイは準備しておきましょう。

お出かけ時のファッション
上半身を広く覆うスタイは、ファッションとしてのデザイン性が高いものも多くあります。

お出かけ時のアイテムとして使う時は、服の汚れを防止するだけではなくファッションの一部として、お気に入りのスタイでおしゃれを楽しむのもおすすめです。

使用目的で選ぶ

普段使い用のスタイ
普段使い用のスタイは、デザインよりも素材やサイズを重視して選ぶのがおすすめです。
吸水力の高いガーゼ素材、ワッフル素材、タオル素材のスタイを使うことで口周りが拭きやすくなります。

ただし、低月齢の赤ちゃんは顔にスタイがかかっても自分ではがすことができないので、布面積の狭いスタイを選ぶようにしましょう。よだれの多い赤ちゃんは1日に何度もスタイを交換することがありますので、外しやすく付けやすいデザインのものがおすすめです。

食事用スタイ
食事用のスタイは防水・撥水性の素材がおすすめです。防水素材はポリエステル素材、ビニール素材、シリコン素材があります。特に離乳食後期になると食べこぼす量が増えるので、食べこぼしをキャッチするデザインのスタイが安心です。

赤ちゃんの食事では、大人の想像以上に汚れてしまうことが多いので、特に服を汚したくない方や、こぼした物が袖に付いて困るという方には長袖のエプロンタイプもおすすめします。

お出かけ用スタイ
お出かけ用スタイは、おしゃれに合うことや汚れが目立たないデザインがおすすめです。スタイは上半身を広く覆うので、ファッションの一部として服に合わせて選んだり、フォーマルな場で使えるようなデザインを選んだり、おしゃれを楽しみながらスタイを探してみましょう。

ギフト用スタイ
ギフト用のスタイは、お出かけに使えるデザイン性のあるものや、オーガニックなどの素材にこだわったタイプがおすすめです。また、赤ちゃんの名前を入れたオリジナルスタイも喜ばれるでしょう。ギフト用のスタイは送る相手の好みに合わせて選ぶことが大切です。

スタイの素材で選ぶ

シリコン素材
シリコン素材は何よりも水分に強いので食事時におすすめの素材です。ほかの素材よりもカビの発生が少なく、食洗器に入れて熱殺菌することも可能なので、手洗いする手間を省くことができます。

厚手のものが多いので持ち運びにはかさばりやすいのが難点。外食などで持ち運ぶことが多い方は、シリコン素材でも薄手のスタイを探してみましょう。

シリコン素材は名前の記入に苦労することがあります。油性ペンでは消えてしまい、名前シールも剥がれてしまうことが多くあるでしょう。名前を記入したい時は、記名したものを縫い付けるなどの工夫が必要です。

ポリエステル・ナイロン系の防水素材
食事時に多く使用する防水素材のスタイは、ポリエステルやナイロン系の素材もおすすめです。シリコン素材よりもかさばらないので持ち運びにも便利です。

使用期間が長くなると水分が染みてしまうことがあるので、防水効果が無くなってきたタイミングで買い替える必要があります。

タオル素材 
タオル素材は吸水力が高く、柔らかい素材で、お肌に優しいのが特徴です。タオル素材には、ループ状のパイル生地のものと、ループの先を均一にカットしたシャーリング生地があります。シャーリング生地は、パイル生地よりも肌触りが柔らかく滑らかである一方、吸水力の面で劣るのが難点です。

タオル素材は何度も洗うことで吸水力は上がりますが、ややゴワついてしまいます。また、毛足が長いほど拭いた時に摩擦が起こりやすいので、選ぶ際には毛足の長さもチェックしてみましょう。

ガーゼ素材
ガーゼ素材のスタイは通気性がよく、柔らかい素材なので、お肌に優しく使用できます。タオル素材よりも薄手なので、よだれが多いとキャッチしきれず、なおかつこまめに取り替える必要があります。

ガーゼ素材だけでは洗濯などで型くずれしやすいので、ガーゼを数枚重ねたタイプやタオル素材などと組み合わさったものがおすすめです。

ワッフル素材
ワッフル素材は生地に凸凹があることで表面積が広く、吸水力が高い素材です。生地に伸縮性があるので口周りを広く拭くことができます。

ワッフル素材のスタイは厚手のものが多いので、季節や温度によっては薄手のスタイも準備しておくのがおすすめです。

紙製、ビニール製の使い捨て素材
使い捨て素材は、すぐに捨てられるので洗濯の必要がなく、数枚持ち歩いてもかさばらないので外出時の荷物を少なくできます。

ビニール素材のエプロンはカシャカシャと音がするので、赤ちゃんによってはご飯を食べずに遊んでしまうことも。また、紙製のエプロンは赤ちゃんの力でも破けてしまうことが多いので、一度の食事で数枚使用することもあります。

スタイの形で選ぶ

U字型
U字型は定番の形です。スタイの面積が広いので口周りが拭きやすく、服の汚れも広くカバーすることができます。

また、スタイの面積が広く、ハイハイや寝返りをする時に踏んでしまうことも。たくさん動くようになったら、スタイの面積が小さいものを準備するとよいでしょう。

丸型
丸型は首周りをすべてカバーできる形です。汚れた部分をずらして使うことで、スタイの交換頻度を減らすことができます。スタイの面積が広くないので、活発に動いてスタイを踏んでしまう時期に向いています。

つけ襟のようにおしゃれなデザインも多く、お出かけ時の服装と組み合わせたときの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

バンダナ型
バンダナ型は逆三角の形でスタイの面積が広く、首元にフィットするので服の首元が汚れません。ほかの形のスタイと違い、胸の中央部が立体的になっているのでよだれや食べこぼしをキャッチしやすい形状になっています。また、スタイが体に沿うので動いても邪魔になりにくいのが特徴です。

ほかの型のスタイに比べ、かっこいいデザインが多いので、かわいいよりもかっこいいタイプのスタイが好みの方は、バンダナ型のタイプも検討してみてください。

月齢で選ぶ

首周りのサイズは成長とともに変わるので、スタイも成長に合わせてぴったりのサイズに交換しましょう。個人差がありますので、サイズ調整ができるスタイが便利です。

スタイの商品情報には首回りのサイズと対象月齢が載っているので、購入の際にはチェックしてみましょう。スタイを付けたときに大人の指1本分の余裕がぴったりサイズの目安です。

低月齢でサイズアウトしたスタイも、成長し運動量が増えると数か月後に使用できることも多くあります。

低月齢の赤ちゃんのスタイは寝ている時に顔にかからないよう、布面積が小さいものがおすすめです。

首周りのサイズの目安
0~3か月 20~25cm 
3~6か月 24~30cm 

スタイの留め具で選ぶ

スナップボタン
スナップボタンはパチンと簡単に留められますが、金属製のスナップボタンの場合は赤ちゃんによってはお肌に合わないこともあります。 プラスチック製のボタンを使用しているスタイも多くありますので、赤ちゃんに合わせて選びましょう。

マジックテープ
マジックテープは簡単に装着ができ、サイズ調整も簡単です。ただし、マジックテープ部分が直接肌に触れると、刺激になってしまいます。マジックテープが肌に直接触れないよう、しっかりと確認しながら留めることが大切です。

また、マジックテープ部分にゴミが付着しやすく、長く使用すると接着力が落ちてしまいます。接着力が弱くなってきたら、買い替える必要があることもあらかじめ考慮しておきましょう。

リボン
リボンはサイズ調整が簡単で、ほかの留め具に比べて肌に優しい素材です。

ただし、赤ちゃんがじっとしていない時や、首が座っていない赤ちゃんには使いにくいのが難点です。もし取り付けに不安がある場合は、スナップボタンやマジックテープのものを検討しましょう。

洗濯方法で選ぶ

乾燥機を使うご家庭では、乾燥機の使用ができるスタイを選ぶとよいでしょう。スタイの素材によっては乾燥機の使用ができないものも多くありますので、購入の際には商品表示をチェックしてみてください。

また、乾燥機を使わない場合でも、速乾性のスタイであれば、洗い替えが簡単にできるので枚数が少なくて済みます。

ぴったりのスタイを探してみましょう!

多くの種類があるスタイですが、赤ちゃんが安心安全に使えることを第一に考えて選びましょう。赤ちゃんに合ったスタイを選ぶことで洗濯を減らすことができ、ファッションとしても楽しめることで育児のモチベーションアップにもつながります。ぜひ、ぴったりなスタイを探してみてください!


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