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オリーブの木を育てよう!

はじめに

わが家にはオリーブの木がシンボルツリーのように立っています。
そもそもオリーブを育てようと思ったのは、「庭に何か植えたいなぁ~」という楽観的な考えからでした。
色々とネットなどで調べて、
育て方・・・比較的初心者向け。
花言葉・・・「平和」と「知恵」「幸せを呼ぶ」。
見た目、評判・・・人気がある。
・・・うん!はい決定!!という安易な判断からオリーブの木を育て始めました。某ホームセンターへ行き、130cmくらいの木を買い、庭に埋めてかれこれ3年目となります。
下図が現在の状態で、約3mくらいの大きさになりました。

ここで、これからオリーブを育てたい方へ、私が行ってきた育て方をご紹介します。(先生はインターネットですが)

まず、一番大事な「土」ですが、ネットなどでは色々混ぜて土を作るなど書いてありますが、ホームセンターにオリーブの土や観葉植物の土など専用の土が売っていますのでそのまま使ってもらうと楽です。
植える場所の選定は、日照量が多いと生育が良くなるので、なるべく南向きの日当たりの良いところを選びましょう。
場所が決まったら、植えていくのですが、穴は60~70㎝ほどの深さに掘り、深植えにならないよう根を崩さないようにするのがポイントです。
植えたその後、たっぷりと水をあげてあげましょう。
その後は様子を見て、土が乾燥していたら水をあげたりと育成していましたが、これといって難しいことはしなくても大きく育ちました。
ただ、上図のように肥料あげる時期や剪定をするのに良い時期があるので、参考にしてもらえばと思います。

分身をつくろう計画!

3年目となり、「もっと増やして育てたい、友達やほしい人におすそ分けしたい」と思った私は、本体からの木から分身の木を作ろうと思いました。
これもネット先生の力をかり、「挿し木」という方法で分身がつくれることを知った私はすぐに行動に移りました。

挿し木とは

剪定によって切った枝を新しい土に植え、発根させて増やす方法のことを言います。10cmほどのサイズに枝をカットして土に植えるという方法です。

挿し木のやり方

➀育ったオリーブから枝を切る
挿し木に適した挿し穂を選び、剪定してください。長さは約10cmほどで 清潔なハサミでなるべく無駄のないようにカット。
②挿し穂の余分な葉をカットする
挿し木に適した挿し穂をよく確認すると、まだ葉っぱがついているので、その葉っぱは必要ないので、余分な葉っぱはカットし、綺麗な状態にする
③切り口を斜めに切り、数時間水につける
斜めにカットすることによって、数時間挿し穂に水を吸収する際に、水を挿し穂が吸収しやすくなる
④根に発根剤を塗る
発根促進剤を丁寧に塗ることで、「挿し木してみたけど失敗してしまった…」ということを格段に減らすことができる。
⑤湿らせた用土に挿し穂を挿す
用土は市販の挿し木用の用土でも、赤玉土または鹿沼土でもOK。

ポイント

1.直射日光の当たらない半日陰で管理
挿し木した後にいきなり屋外の直射日光の当たる場所に置くと、うまく育てることができません。上手に育てるには、まずは新芽が出るまでしばらく半日陰の場所に1ヶ月ほど置いて管理してあげるようにしましょう。

2.土が乾かないように水やりをする
2月ごろに休眠枝挿しをするのであれば、まだ冬の時期なのでそこまで神経質に気にする必要もないですが、5月から7月の緑枝挿しであれば、温暖な時期なので特に土が乾かないように水やりをすることに注意してください。土が乾いたのを確認したら、たっぷりと水やりをするよう心がけましょう。

3.カビが発生しないように温度調整
3つ目はカビが発生しないように温度調整することです。温度や湿度が高いと、オリーブはカビの一種である炭そ病にかかり、葉や枝に白色や黒い円形の斑点が出ます。放っておくと被害が拡散し、葉や幹を枯らしてしまうので、温度と湿度管理は日頃から一定にし、特に梅雨時期には注意が必要です。

挿し木のやり方、注意点が分かったことで、いざ実践!
私の場合は、ダイソーへ行き、「500円のプラスチック容器の米びつ」を買い容器の蓋と容器の底に何か所か穴を空け、空気孔と水抜け穴を空けるDIYを実施。その後、石を詰め赤土を入れ、挿し木投入!
それを「米びつパターン」と「鉢パターン」の2パターンを実施。
半日陰に置き、土が乾かないように水をあげてを繰り返しました。
その結果が下の写真です!!

まず、鉢パターン。
半日陰に置いておき、土が乾かないよう水あげもしていたのにも関わらず、
9割全滅。丈夫な1本を残すだけとなってしまいました。
総合評価・・・失敗です。
続いては、米びつパターンはどうでしょう?!・・・





1号

2号

3号

1号・2号・3号とつくってみた結果、
1号・・・カビにより全滅
2号・・・枯れているのもあるが、生きているものある
3号・・・新しい葉っぱが生えてきており、成功

という結果になりました。
やってみた結果、挿し木はポイントにもあったように「湿度管理」がかなり重要だと感じました。
鉢は水をあげていてもすぐ枯れてしまったのに比べ、米びつで蓋があり湿度が保たれている環境下であると、新しい葉をつけ、根を出させることに成功したからです。
ただ、1号のようにカビが発生してしまったので、半日陰の場所・水の頻度・たまに蓋を開けての湿度の調整がかなりのポイントであるので、今後始めようかな、始めたいなと思う人は、参考にしてもらうと成功率が大幅にアップするかもしれませんね!!

ただ、あくまでも私のやり方・感じたことなので正解かどうかはわかりませんので、ご了承ください。

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