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ままごと遊び

割れた食器

2024.5.2
うっかり急須の注ぎ口を割ってしまいました。少し欠けただけなので使えないことは
ないけど,やはり割れ物を使うのはみっともない。不燃物として出しました。
皿や茶碗など,さまざまな食器はいつかは割れるもの。しかし大事に取り扱わなかった自分を反省しながら捨ててしまうしかないものです。

急須を捨てる時にふと思ったのは、これくらいの割れ物は 幼いときに ままごとでの遊び物になったなーということです。
少し欠けた茶碗や湯飲みなど子供の遊び物になっていたものです。大人達も 危なくないものを与えてくれたと思いますが、よくよく思い出したら、カミソリを包丁代わりにして草花を刻んだりしたものでした。
まな板はかまぼこ板や平たい石。
その上で時には 本物のじゃが芋やさやえんどうなど切った記憶があります。リアルなままごとでした。
ゴザを敷いて 貝殻や葉っぱや割れた食器アイスクリームのカップたちに刻んだ草花や花の種 どんぐりなどを入れて、割れた急須には水をいれて お客さん役に注いであげる。
お客さん役は 食べたり飲んだりする真似をして「おごちそうさまでした」「おかわり下さい」などと言ったり。お箸は木の枝、スプーンはアイスの木のスプーン(さじ と呼んでましたね)
どんどん思い出してきた(^o^)
ペットボトルやプラスチックのスプーンやフォークなどもちろんない頃です。

ままごと玩具

昭和40年代に ままごと遊びの既成の玩具は出ていたのでしょうか。ままごと玩具は買ってもらった記憶はないです。欲しいなーと思ったこともないんじゃなかったかな。

「ママレンジ」 アサヒ玩具
1969年発売
ネットより拝借

こんな画期的なものが私が6歳の時に発売されてたのですね。ほんとにホットケーキが焼けたみたいです。楽しそう。
でも私達の頃のままごとは 基本屋外で遊ぶものでした。道端や畑の花も草も、落ちてる石も木の枝や木の実も みんな遊び物になりました。大人達も子供まかせで あれは危ない、これは汚いなどと言わなかったし言うほど暇じゃなかったように思います。

変わるままごと

今の子達も ままごと遊びやるのでしょうか。
私は息子しかいないから 記憶はないけど、幼稚園などでやっていたかもしれません。
東京にも自然はいっぱいあるし、遊びに使える道具も豊富にある。
お父さん お母さん お客さん役になってたくさん遊んで欲しいです。
ネットを見ると 色鮮やかなままごと道具がたくさんあること。

可愛いですね。木でできたものは温かみがあっていいです。こういうもので おうちの中で遊ぶのもいいけど、お外に持ち出して、葉っぱやどんぐりやお水を入れたりして手や服を汚しながら遊んでほしいなと思います。

割れた急須から、幼い頃を懐かしく思い出してしまったのでした(^_^)v

※トップ画像は ayuさんより拝借しました。
ありがとうございます。

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#幼い頃 #記憶
#創作大賞2024   #エッセイ部門









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