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視点 立場 立ち位置

人って咄嗟にとる行動で

その人が見えたりする



何故か他人のエピソードから



昔の自分のエピソードを思い出して



意味付けが変わってたことに気付く朝



♡♡



人は


自分の立場や立ち位置からしか


理解できていないこと


案外沢山あるけど


つい そのことは

忘れるよね


今。。多様性。。なんて言葉をよく聞くけど


自分の「当たり前」が変化しないと


なかなか 捉え方って


変わらなかったりする


だけどこれも習慣で


相手の立場になってイメージすると


違う見え方になってたりする


♡♡


昔。。高校生の頃

わたしは喫茶店や理容室でアルバイトしてたんだ


そこには色々なお客様がきた


でね


アルバイトしていてよかったなと感じたのは


アルバイト中だけじゃなかったんだよね


喫茶店は 夜10時に閉店だから

その後 お疲れ様ーって
店を出て。。


当時わたしは中華街の近くでバイトしていたから


帰りはそこで飲んだり食事した

サラリーマンとか多くて。。


で。。ある夜


まあまあ混んでる車内に


酔っ払いが乗ってきて。。


でね。。途中 気分悪くなって。。





。。。!!





高校生のわたしは


「ウッソでしょー!」って思ったんだけど


その瞬間


周りの見ず知らずの中年のおじさんサラリーマン達が
(わたしにはみんなおじさんに見えた笑)

みんなで 

自分のハンカチで拭いてあげたり

背中さすってあげたりしだして。。

で。。その「みんな」も


酔いが回ってるんだよね笑


それ見て

めちゃくちゃびっくりしたんだよね



なにこれ。。って



一瞬にして車内があたたかい空間に


変わってるじゃん!って笑



で。。今だからわかるんだけど


サラリーマンて


疲れてたりストレス溜まってたり。。


色々なもの抱えていて


一杯やるのが唯一の楽しみ


だけどそこでも上司に気を遣ってたり。。


それが暗黙の了解でわかるんだよね。。


同じサラリーマンていう


立ち位置だったからこそ


きっと咄嗟に介抱したんだなって。。



当時、高校生のわたしには


全く理解出来なかった



でも 今思い出すと



あのときの登場人物全てに


「毎日お疲れ様」


そう言ってあげられる。。笑


それも


今のわたしだからなんだよね



♡♡




ずっと車椅子を押す立場だったのが


逆に自分が車椅子に座って


押されてみて初めて見えた。。



押される人の気持ちと風景がある



逆の立場にならないと




見えてこなかった 隠れた自分




隠してた自分がいる




とても傲慢だった自分




♡♡




今 決めつけてることだって



後何年か経てば



それはもしかしたら違うかも。。



になるのかもしれない



それは「今の自分限定の正しさ」


かもしれない



だから



忘れられない苦々しいエピソードの記憶も



もしかしたら



自分が変わり始めるための



未来への大切なヒントを出してくれているのかもしれないね



♡♡



「これだから年寄りは。。」



みたいに言ってる若者ほど



歳を重ねると



「これだから近頃の若者は」


になってたりするのかもしれないな。。



などと思う


あ。。



それも決めつけから生まれる発想か笑




最後までお読みいただき
ありがとうございます



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