〜自分の価値は自分で決める〜

私の名前はるり。

何をするにも不器用な父親と効率的こそ正義と考える母親の間に生まれてきた。

両親は幼い頃から「やりたい事を応援するからね。色々な事に挑戦していいよ。」と言ってくれていた。

三姉妹の末っ子である私は、言われたとおり、やってみたい事に片っ端から立ち向かう少年のような少女に育った。

しかし、ハタチを目前とした今、素直な自分を両親に曝け出すことができていない気がする。

端的に理由を言うと、両親は真面目だからだ。

子育てにも慣れ、自由に育ててもらった私には、家族の誰ひとりとして持っていない感性と感覚を培ってしまった。

死にさえしなければ良い。

警察にお世話にならないようにすること。

たった２つのマイルールさえ守ることができれば、それ以外は自由にして良いと思っている。

誰かに怒られることやハメを外すこと、後悔すること、間違えることだって、全部オッケー！

だって、一度きりしかない人生、知らないことばかりの世界に挑戦しないことの方が後悔するはずだもん。

私は、あと72日で10代を卒業する。

10代を謳歌できずに恨む人生なんてかっこわるい。

10代のころの経験こそ、
将来への投資になるに違いない。

今を振り返って後悔しないために

わたしは今この瞬間を駆け抜けます。

自分の価値は自分で決めてやる