私達は今、

「何者かであること」

を過度に求められる社会で生きている。

けれど、
「何か出来る自分」であったり、
結果を出して存在証明することに
価値を見出したりするんじゃなく、
何も出来なくても、
何も持っていなくても、
その人自身が尊い存在で。

「こんな事も出来ない自分には価値がない」
「こんな自分はダメだ」

そんな風に、
自分の存在に理由づけなんてしなくていい。



アイデンティティを模索してしがらみに縛られ、
自分という存在を見失うでもなく、
一人一人がありのままの自分自身を愛せて、
ありのままの姿で大切にされる世界でありますように。



それが、私の願いです。

隣を見れば、
きっとあなたを丸ごと受け入れてくれる誰かがいる。

どうしてもその存在が無ければ、
私がいる。
ここにいる。

大丈夫。あなたは1人じゃない。

笑えなくても、未来が見えなくても、
生きてさえいれば、きっとどうにかなる。

私がそうだったから。

今はそう思えなくても、
この言葉を心の片隅にでもそっと置いてくれれば、
それでいい。

今それほど辛くない人でも、
辛くなった時この言葉を思い出してくれれば、
嬉しいです。

今こうして、過去の私を知っていても、
当時のことを包み隠さず話しても、
弱い部分を曝け出しても、
暖かく受け止めてくれて
変わらずそばにいてくれる友人や仲間がいて。

物理的にも心理的にも
居場所だと感じられる場所ができて、
大好きな人達の中で心から笑えているよって。
だから大丈夫、生きていてくれてありがとうって。
過去の自分にそう伝えたい。

そして、今ここに居て
この記事を読んでくれている皆さんにも伝えたい。
今日この場とこの時間を共にしてくれてありがとう。
こうして皆さんと繋がれていることが、
すごく幸せで尊い瞬間だなって、そう思います。

自分の経験や想い、
生き方を伝えることを通して、
そこに触れてくれた人々の胸に何かが残り、
少しの知識になり、
どこか生きづらさを抱える人にとっての
癒しや安心感を醸成できたり、
1人じゃないという気づきになってほしい。

漠然とした不安や生きづらさを持つ人の
心の拠り所・支えになり、
1人でも多くの人を
無意識の呪縛から解放していく手段は、
今の私には【語る】ことしか思いつかないから。



この想いが自分の原動力になる限り、
誰かに求められる限り、
こうして声をあげ続けたい。

私の言葉を、どうか少しでも受け取ってください。

あなたは絶対、1人じゃないから。