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医師についていく患者さんの気持ち

異動などがあると「あの先生についていきたい」となるお話はたまに聞きます。

長く診てもらっていた担当医でしたら、特に思ってしまうかもしれません。

疾患にもよりますが、一旦は新しい担当医の診察を受ける方が良いのかなと思っています!

ついていくと、通院先が変わってしまいます。ご自宅や勤務先に近くなるのでしたらラッキーですが、通常は遠くなってしまいます。通院頻度が高かったり、公共機関の問題や雪が降るような地域だったりすると、大変になってしまうかもしれません。

また、異動した担当医と比較ができますので、さほど変わらないようでしたら、環境を変えずに通院できるメリットは大きい気がします。

さらに、かつての担当医とは相性が合っていただけで、新しい担当医の方がより高い専門性があるかもしれません。

何度か診察を受けてみて、やっぱりかつての担当医でないとダメだー!となったら、その時点で転院して駆けつければ良いと思います。

前回、身内の診察に同席した記事を投稿しましたが、「あの先生についていきたい」となる気持ちを心から理解できました。私が患者の立場でしたら、全力でついていきたいです笑

大きな病気でしたら、尚更だろうなあと想像します。外科ではできなかった質問や雑談を、主治医にはできた身内のような例もたくさんあるのかなと想像します。どんなお仕事も説明だけでなく、傾聴や対話、共感も大切だと思います。

それでも、ついていきたくなる気持ちを一旦抑えて、新しい出会いを試してみたら!と身内の主治医が異動になった時にアドバイスできるように、そしてこの気持ちを忘れないように記事にしてみました。

もうすぐ春ですね。

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