サラリーマンとはなんぞや？

サラリーマンって社畜なの？
身体を張ってさ、自分の時間まで奉仕してさ！
何か見返りってあったのかい？

俺の話をしていいかい？
酒が入っているから、結構口悪いよ！

まずさ、人の評価で給料きまるよね〜
出世して昇進とかさ。
で、サラリーマンのイメージは手でごまスリして上司に社内営業？
金に魂売ってしまってるよね⁉︎

そういうの大嫌いなんだけど、なんか母親が見栄の為に、俺に大学入って欲しいとかで、奨学金というくだらない借金まみれでさ、就職しなあかんぐらい詰められたんだよな。

今思えば、自衛隊上がりの叔父貴に連帯保証人になってもらってきたわけなんだから、払ってもらえば良かったのにね(笑)

まぁ真面目な性格だったから、自分でなんとかしなきゃなんない！なんて抱え込んでしまってたりして。

戦後のバカ教育のおかげで、自信は育たず、やりたいことや目指す生き方も見つけられず、社会のレールに乗ることが、1番幸せになる近道だって洗脳されてさ！

俺だけじゃないぜ、家族全員なんだぜこれがよ！

前置きが長くなっちゃたね。
言いたいことはこんなんじゃないんだ。
サラリーマンをしている貴方達‼︎

幸せですか？

サラリーマンしてる私？
不幸せです‼︎

なぜかって？

それはね。

・・・

・・

・

裏切られたからさ〜

信用・信頼していた人にさ。

あ〜、2度と人間なんぞ信じね〜ってことがあったんだよ！

ホント思い出すだけでも、胸くそ悪ぃぞ！

けど、嫌な記憶を深掘りして自分の気持ちを整理する為にも、記録したるわ。

そうね。あれは東日本大震災が起きた時だ。
俺のいる会社は、戦後の復興事業をしてきて、公営住宅を手掛けてきた、そこそこ復興事業というものには力がある組織なのね。

でもね、震災が起きた直後にはなにもできんかったのよ。
まぁ支援物資ってスタイロフォームという断熱板とかその他生活用品を被災地に送ったくらいじゃない⁉︎

なにもできない無力さをその時ね、俺は忘れないようにその時から髪の毛を伸ばしたんだ。

それから一年半かな、ある日上司に寿司屋に呼ばれて、震災復興に行って欲しいって言われたんだ。

気持ちは一つ『喜んで!』って答えたさ。
何日か後に更に上の上司に呼ばれて同じ事を答えた。

しかし、放射能の影響が良く分からない福島県には行きたくないことも話した。

そして、復興はどのくらいかかるとみていますか？と尋ねたら『3年くらいかな』という答えだった。こう聞くと復興が終われば、またここ(関東)に戻って来れるのだなと普通思うよね？

宮城県仙台市は自分が幼少期に何年か過ごしたところだから、そこに尽力したいと説明もしたはずだ。

反対する嫁さんには悪いことをしたと思うけど、自分のキャリア(経験)はここで生かす為にあるんだと、自分の信念はそこにあったんだ。

そうして異動をして、仙台市に住むことになり、復興ではない復旧改築工事から手掛けることから始まったんだがね。

で、一年たって気がついたら、福島県南相馬市の復興が始まるってんで、俺に話がやってきた。

美味い餌を，見せびらかせてさ〜
お前を幹部にする考えがある！とか
そんな土地に最初から行きたくないって言ったはずだがと言えば、部下の現場担当に行かせて管理させるからリスクは少ないだの、ホント腐り過ぎて鼻を塞ぎたくなることばっかりだったよ。

そんな人の犠牲の上に立って何が幸せなのか？
クソ喰らえだぜ！そんなのはよ！
ってんで、宮城県の復興にそのまま継続という事になった。
まぁコレで完全に出世コースとやらからは、脱線したわけだ(笑)

今現在、原因はハッキリしてないけど、大工の一人は喉が膨れ上がって、大工の仕事ができなくなったって聞いてる。
やっぱり、甲状腺関係なのかなって思うけど。
東北の良くハーフマラソンを一緒に走っていた先輩(上司)は、胃癌で亡くなった。
マラソンをして、毎日ジムで鍛えている人間がそんなに簡単に癌になるね？

そんで、震災復興も5年半で大体の目処がつき、関東に戻るのかと思いきや、そのお偉いさんに『3年くらいかなとは言ったが、関東に戻す約束はした覚えがない』とぼざきおったよ！

で、関西圏大阪への転勤になったんだよな！

仙台市に，元うちの職員で独立して工務店をしている先輩は、昔自分に大阪転勤の話しがあって、バカバカしいって会社辞めたんだって話してたな。

ともあれ、向こう大阪の支店長さんも寿司屋の上司なので、とりあえず大阪に異動することになった。

仕事のしすぎて、嫌気がさしていたのにね。

もっと冷静になっておくべきだったな！

つづく！