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【レベル55】3月4月の読書メーター

3月と4月の読書記録です。

こんにちは。
今回は毎月恒例の読書記録です。

4月はバタバタしていてあまり読書ができておらず、1冊だけしか読み切れませんでした。

なので今回は3月分と4月分をまとめて記録していこうと思います。

※約2,100字(目安時間:7分)の記事です。

3月4月の読書メーター

3月は2冊、4月は1冊、合計で3冊の本を読みました。
3冊ともビジネス書ですが興味があって読んでみた本、先輩から進められて読んでみた本などきっかけは様々でした。

何回も読み返しそうな本にも出会えたので後ほどご紹介します。

これで2022年の累計読了数は9冊となりました。

①本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR

OKRという考え方を先輩に教えてもらいこの本を読みました。

OKR(Objectives and Key Results)とは人材育成を意識した目標管理の仕組みを指します。個人(自分)の目標設定の考え方というよりは、メンバー(他者)の目標をマネジメントするときの考え方に近いです。

ポイントは人事評価に直結する目標管理ではなく、人を成長させるための目標管理です。

報酬に強い影響力を持つ人事評価と切り離して考えることで、保守的な目標設定ではなく、モチベーションにフォーカスした目標設定を行います。

OKRにおける目標設定では
『目的』を達成するために『重要な結果指標』を決めることが大切です。

『目的』は(チームで一貫性を持たせたうえで、)達成できたらすごい!というレベル感で設定することで、メンバーの主体的な工夫や自主的な挑戦を促します。

『重要な結果指標』は計測が可能な数値であり、尚且つ達成する可能性がちょうどよいものを選択します。
また、この指標は目的の達成のために行動指標ではなく結果指標であるべきです。

そしてこれらの目標設定はあくまでもボトムアップで行い、定期的なフィードバックを行うことが肝心です。

そして目標を達成した時には結果的にその人は成長しているということなのです。

OKRは一見難しいように見えますが部活に当てはめると分かりやすいと思いました。

この本を読んで、自分を含めメンバーの成長を促すためにはいかに主体的に行動(思考)させるかが重要だと感じました。

そのためにはすぐに答えを与えるのではなく、考えさせることが大切だと思います。

また行動を変えることも重要ですが、その行動を変えるのは仕組みなんだろうなとも感じました。

②さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

自分の欠点を克服することよりも自分の得意なことにパワーを使おうといった主旨の本です。

この本に付録としてついているWEBテストを行うことで34の資質の中から「あなたの才能TOP5」を知ることができます。

テスト結果を読むことで、自分が無意識のうちにとっていた行動を言語化できるため、納得感が大きく感じられます。

自分の得意に気づくという意味で読んでみて損はない1冊だと思います。

ちなみに私の才能はこちらでした。

③中学生からの作文技術

今回の記事で最もおすすめの本です。
タイトルだけ読むと簡単な入門書のように見えますが難しいです。笑

私は仕事でもプライベートでも文章を書く機会が多いためこの本を読みました。

文章を読む時に「なんだかこの文章違和感あるな」というモヤモヤを感じることはありませんか?

ゆっくり読めば間違いではないけど、スパッと理解できず飲み込むまで2秒くらい考えてしまう文章です。

この違和感の正体は、「かかる言葉と受ける言葉の組み合わせが明確ではないこと」だと著者は伝えています。

日本語は品詞や敬語など難しい文法がたくさんありますが、このかかり受けの関係を整理するだけでとてもわかりやすい文章になります。

簡単に説明します。

かかる言葉と受ける言葉

かかる言葉と受ける言葉とは、簡単に言えば主語と述語です。
分かりにくい文章はこの主語と述語が遠い場所に配置されていたり、それぞれの間にまた別の主語と述語が挟まっていたりします。

逆に言えばこのかかる言葉と受ける言葉のセットを明確にすることで読者にとって分かりやすい文章になるのです。

例えば下記の文章は分かりにくい文章です。

兄はひまわりが咲いたと言った。

これは「兄が言った。」というセットと「ヒマワリが咲いた。」というセットがごちゃごちゃになっているため強い違和感を感じます。

なのでセットを明確にして近くに配置してあげます。
すると下記のようになります。

ひまわりが咲いたと兄は言った。

このようにかかる言葉と受ける言葉を近くに移動させてあげるだけでぐっと伝わりやすくなります。

伝わりやすい文章を作るためには、その技術を知っていることが大切です。

この本では他にも、「テン(、)やマル(。)の打ち方」や「助詞の使い方」など当たり前のようで実はできていなかったことがたくさん学べます。

本当にいろんな方に読んでほしい本ですし、私も定期的に読み返さなきゃいけない本だと感じました。

この本を読んでから文章の読み書きに違和感を覚える機会が増えて大変ですが、その違和感こそが学びです!

ぜひ皆さんに読んでほしい1冊です!!



今週も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントやスキお待ちしています。


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