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似ている彼と似ていない彼

自分と似ていない彼

自分と似ている彼

自分と似ていない彼との差は、あたりまえで、楽しめるもので、ゆるしあえるものだ。

自分と似ている彼との差は、あってはいけないもので、悲しいもので、ゆるせないものなのではないかとまで思ってしまう。

自分と似ている彼に安心感を感じ、自分を理解してもらえたと嬉しかった。

世界で一人ではない感じがした。

ただ踏み込めば踏み込むほど、たった1ミリの差異を埋めることができない自分が悔しくて嫌で、辛くて。

たった1ミリの差異ですらあってもいけないのではと思って本音で話すことができなくなった。

とても近くてとても遠い。

違うことがこんなにも辛い。

私は彼の一部になりたい。

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