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流れた雲は。

20190319 『三月九日』 #生存報告 #闇日記 #長文

ふる雨は
あとなく晴れて
のどかにも
ひかげさしそう
山ざくらばな

今年の初詣(三月一八日)は大吉でした。

気づけば三ヶ月間、ロクな更新をしていない事に気づきました。

色々有りました。
引っ越ししたり引っ越ししたり
大掃除したりまだ終わってなかったり。

家計が大火災で、
火に油を注ぐ僕の存在に嫌気がさして、
どーにかしたくも、動かない軀。
ココロ焦るも、良くなる事を眠る事で待つしかないもどかしさ。
一体どこの神様の策略か。
孔明ここにあらず。
無理くり動いた結果、ココロと軀が止まりました。

看板作成の依頼受けていたのですが、
鬱の症状悪化で納期延び延び。
有り得ない事をしてしまった。
結局、キャンセルを受ける形になり、
温かくも返金のみで許して頂きました。

今の僕では納期がある依頼は受ける事が出来ない事を痛感しました。
成せなかったけども、今後に活かせる勉強はさせてもらえた。

謝りに行った日はレミオロメンの日

三月一日の朝、
何にも考えられなくなって、
声も失って、
色んなモノが弾け飛んで行きました。
こんなに心も軀も苦しい思いは初めてだった。

三月三日、やっと目覚めて
窓を開けて部屋の空気を変えようかとしたのだけど、
違う選択をしそうで、
カーテンさえ開けられず。
暗い部屋で絶え間なく襲ってくる自殺願望と嗚咽感と頭痛。
身体は震えだし、ピクピクとまな板の上にいる鮮魚の様に痙攣が止まらず。
離脱症状と『生きたい』と言う軀からの叫び。
気づけば一週間、お茶とアクエリと煙草だけで過ごしていました。

たくさんの人にまたまたご迷惑と心配をかけました。
ここでお詫び申しあげます。
死んで償いたいと、真逆の考えをしていました。
なんの解決にもならないのに。

記憶も曖昧で
起きたら自暴自棄。
眠り続けていたら、
色々おかしくなって
身体中がビリビリして
あの大量の薬を飲むのが怖くなって

嗚咽が止まらず、
呼吸は浅く、寝汗が酷く…
何かをして気分を紛らすような事も出来ず、

遂に言葉を発する事も出来なくなって。

家族が「どうした?」と聞くのだけど、
僕が2、3日寝込む事は『普通』の事の様に捉えられているから、
何も言わない…いや、何も言えない事を感じとってもらえなく、

全ての予定をドタキャンして
ドツボに入って…いや
自ら、穴に暗い穴に転がるしか選択肢がなかった。

三月八日に
母に「おかゆ作って」と言えた時に涙が出て

気づけば春の風が吹いてて、
夜の空気が妙に心地よく
その優しさが痛く、
現実を知らせてくれた。
ようやく、九日の夕方に外へ。

手に取った本が
清原和博の『告白』という本。
買ってから少し読んで『ふーん』って感じで読んでた文章が
帯に記載されてる清原が心を振り絞って出した言葉が
救いだったかも知れない。

本当にもう、処方されてる薬を一気飲みして、
『死のう』と本当に崖っぷちに立っている様な心境で、
憧れだった存在の言葉は染み渡って無理くり一気読み。

僕は生きる選択がまだ出来ました。

ストレスを少しでも減らそう。
一番は家庭環境。
母や弟は僕の病についてある程度理解してくれている。
挨拶もみんなそこそこしてくれる様になった。
親父は…
親父も独りで抱え込んでいるのだと思う。

でもよ。
約束は守ろうや。
人のこと言えんけど。
家族、やろ?

そんなこんなで現在、
障害者雇用枠での就職を考えている。

こんな心体でどこまで出来るか分からないけれど、
今の状態が続いてくれたら、
短時間のデスクワークぐらいは出来るだろうし、
車の運転もそこそこ長時間出来る。

…なんのスキルも無いけれどw
絵しか描けないけれど。

安定した収入を得ること。
自分の活動費ぐらいは捻出したいな、と。

ただ…

今、なんの活力も湧かないの。
創作したい。
あれ作りたい。
これしたい。

現状の打破をすることしか頭にない。
大卒資格があればやはり、
障害者雇用枠でも有利…というか待遇が良いのだろうか?

もう一つの選択肢に
通信制の芸大の卒業資格と学芸員の資格、その他諸々が欲しい。

自分で言うのもなんだけど、
キュレーター、アートディレクターの仕事をしてみたいし、
向いているのじゃないか?と。

駄文だけど文章書けるし。

奨学金も二種だったら通るだろうし、
生きていく為の勉強と生活をする為のお金は借りる事は出来る。

もう、ムリクリでも既に壊れてるのだから
ボロボロになるまで必死になるしかないんだろうなぁ。
悲観的なワケじゃない。
恨む対象さえ無いのだから。

最後はホシと一緒になる。
そしたら何とか生きた『証』になるし、
たくさん『証』は残してきた。

先日、次男の弟と夜中まで語り合った。
哲学科卒業らしい言葉が胸に残る。
「俺は希望も無いから、絶望もない」

僕は強欲なのだ。
希望ばかりを見て、暗い部分を避けてきた。
『光あれば影あり』
『雨降ればやがて晴れる』

明日はどんな空模様だろうか。
光と陰のコントラストに彩られた雲の海は美しい。


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