月ノ美兎78万人達成への告解

これは1人の月ノ美兎リスナーとしての、極めてパーソナルなnoteである。

昨日、月ノ美兎委員長が配信中に登録者数78万人を達成し、本人もリスナーも大喜びしていた。
なぜこんな半端な数字で喜んでいたのか、委員長を追ってない人にはわからないと思う。経緯の説明としては、この切り抜きを見るとわかりやすい。

だから委員長にとっては、下手をすると金盾よりも価値のある数字だったのかもしれない。

僕は1人のファンとして、これをきっかけに配信頻度が上がったのは単純に嬉しかったし、本人が目標にしてるなら、と、彼女の登録者数が増えるのを応援していた。1万人増えるごとにおめでとうツイートしたり。

ただし。(この辺からタイトルの回収に入る)
ある時期から、そういう応援の仕方をやめた。
今年2月にあった「雲隠れ」つまり、突然2週間ほど配信しなくなり、Twitterもほとんど動かなくなった時の話である。

結局、彼女は2月に4回しか配信しなかった。しかも1回は地震があって10分で終わらせている。トータルの配信時間も4時間かそこらだ。

で、VTuberの登録者数をまめに見てる人はたいてい知ってる事実だと思うが、配信頻度は登録者数の伸びに大きく影響する。どんなに人気があった人でも、長期に配信を休むと途端に登録者は増えなくなるし、その後配信頻度が元に戻っても、なかなか元のペースには戻らないことが多い。
そしてその例に漏れず、委員長の登録者数は3月に入って一時ほとんど伸びなくなった。

ファンとして78万人達成を応援してた身としてはとてもやきもきしてしまったのだが、ただ色々考えて、これは恐らく本人の選択なのだろうな、と思った。
なにせ、雲隠れの理由として

この3年間月ノ美兎の、にじさんじのことを考えない日はなかった。でも「にじさんじの事を考えない日」を作りたいな、と急に思ってしまった。

と言っていて、要するに本人のモチベーションがここで一度途切れたのである。
委員長だって配信しなくなったら登録者数は伸びなくなるのは知ってるだろうし、それでもなお、自分には休息が必要だとこのとき判断したのだと思う。もしかしたら、78万人達成より大事なものを見つけようとしたのかもしれない。(この辺のもやもやを書いたのが上で参照したnoteである。78万人の話は直接書いてないけど)

だから僕もこれ以降、登録者数の面で彼女を応援するのをやめた。1万人ごとにお祝いツイートするのも控えるようにした。

結局3月以降、彼女のモチベーションはそれなりに回復したように見えて、配信もイベントも、かなり充実していったように見えた。配信頻度も(元々少なかったが、それでも)以前と同じ程度には回復した。
ただ、登録者数の伸びはなかなか回復しなかった。半年経った今でも1年前と比べるとペースは遅い。

そうはいっても、ゆっくりではあるが着実に登録者は増えて、78万人達成がそれなりに現実的なものになっていった。
そしてそんな折、78万人を祝うための寄せ書き企画が始まったのを知った。

当然78万人はお祝いしたいと思い、寄せ書きを投稿しようとして、ふと思考が止まった。
委員長は今どこまで78万人をめでたいと思っているのだろう? と。
もし、もう78万人以外に目標を見つけたのなら、それだけをお祝いするのは違うのかもしれない、と。

で、迷いに迷って結局、寄せ書きに僕は

画像1

と、えらくヒネたことを書いてしまったのだ。

それで昨晩の配信中、とうとう78万人に到達する。

そして配信が終わった直後、委員長が

とツイートしたまではいいとして。
さらに、その35分後。

えっ、めっちゃくちゃ喜んでるやん…… こんなに時間を溜めてからまたツイートするなんて、相当である。
何より委員長、元々登録者数に反応することがあまりない。記念配信などをやり始めたのは50万人のときが初めてで、要はそれこそ78万人が目標になってからだ。
そんな人がここまで喜びを露わにするなんて、僕は完全に彼女のことを見誤っていた。

なのですっかり、寄せ書きにあんなメッセージを送ってしまったことを後悔したのだった。だから、ここに告解し、懺悔したい。ごめんなさい。

でもやっぱり、僕の寄せ書きを無視すれば、これはとても嬉しい驚きだった。こんなに喜ぶってことは、彼女はすっかりモチベーションを回復している、という証左なのだから。
このノリで78万人達成したからもうやる気がなくなるってことは流石にないだろうし、そういう意味では、きっと委員長は次の目標を見つけてるんじゃないかな、と思う。

後悔はしたけど、でもトータルではとても嬉しい一夜だった。

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