A5サイズの小説本を作った知見をまとめる
よくきたな🍑
先日の文学フリマ29にて、A5版の同人誌を作成しました。この記事は、その時のノウハウとか知見を取りまとめたものです。
文字数およびフォントサイズ設定
この辺りについては、先日書いた「A5サイズの紙に何文字入る?」の検証記事を更新しました。結論だけいうと、二段組であれば仮定はほぼほぼ間違っていませんでした。ヤッタネ!
1ページに約1000文字としたときの具体的な設定値等は当該記事に記載しています。また、お試し印刷&確認用のPDFファイルも置いておきましたので、ぜひご参照ください。
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InDesignで中綴じ本を作る
中綴じ製本とは、紙を二つ折して真ん中をホチキスで止める製本方式です。街頭で配られてるペラいパンフレットみたいなやつを想像していただければわかりやすいですね。逆に、書店で売られている文庫本のような製本方式はくるみ製本と呼ばれます。
「紙を二つ折りして冊子にする」という都合上、紙のどの面にどのページを置くべきかちょっと考えなきゃいけません。表紙の裏には1ページ目が、裏表紙の裏には最終ページが……と難しい並びになります。
Adobeヘルプページより引用
昔作ったときはわざわざこの通りにページを入れ替えたりしていたんですが、そこは流石のInDesign、そんなことはしなくてもうまいことやってくれました。
こちらにもあるように、「ブックレットをプリント」機能を使えば、元の組版はそのままに印刷結果だけを中綴じ製本向けに並び替えてくれます。スゴイ!
この機能からInDesignから直接プリンタに出力もできますが、個人的にはPDFで書き出ししておくことをお勧めします。
印刷プレビューとして使えて紙資源の無駄節約になりますし、そのPDFをDropboxとかに入れておけば最悪セブンイレブンとかで印刷ができるので、飲み屋で隣の席に出版社の社長が居た!!なんてときにもごあんしんです。
印刷後はホチキスでバチンとやればOK。折って開いて下に消しゴムおいてバチンとやるのが楽ちんです。
なお注意事項ですが、 中綴じは楽ちんな一方、折り曲げの都合上枚数が増えると不格好になってしまうのがネックです。今回はA4用紙10枚(=40ページ分)でやりましたが、それでも結構側面がガタガタになっていました。これ以上増やす場合は百均で製本テープ買ってきてくるみ製本するのが良いと思います。
(InDesignの使い方とか)お役立ちリンク
InDesignの使い方についてはボンズ殿こと遊行剣禅=サンが変身ヒーローバトルと共に教えてくれているぞ! M・Jこと僕と握手だ!
いじょうだ
1枚でも2枚でも折れば本! さぁはじめよう同人ライフ! インターネットは君を待っている!
それでは、楽しい同人生活を! ちゃお!
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