よくきたな🍑

　この記事は桃之字の独断と偏見で選んだピックアップnoteです。毎週金曜くらいに更新します。

　逆噴射小説大賞期間、およびその後のあれこれも終わり、ようやく平常運行に戻ってきた気がします。1か月分のぴっくあっぷ記事がたくさんあるので、ご紹介していきます。

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　それでは行ってみよう。

カベチョロ

　天然なお母さんの逸話からの、現代ノンフィクショントカゲサスペンス。構成が完璧すぎてゲラゲラ笑いながら読んでました。再現VTRが目に浮かぶ。

　爬虫類と目があってﾄｩﾝｸ…ってなる気持ち超わかるっていうか、マジで爬虫類って顔可愛いですよね。動物園の爬虫類館で無限に過ごしちゃう。ニシキヘビとかも好きなんだよな。柴犬みたいで。

　でも爬虫類側からすると「なんかでけー奴がこっち見てるやだ死にたくない」って震えてるんだよな……人類は悪……可愛い……

見ててください！　俺の！　登山ガイド！

　日夜noteで「やってないはずの劇場版」とか「アニメ映画の地上波アニメ版」とか「存在しない作品の紹介記事」とかを幻視している僕ですがこの発想はなかった。存在しない……山！　その登山ガイド！

　パッと見本物の登山ガイドと遜色ないクオリティで描かれたこの胡乱登山ガイドは、仮面ライダークウガという名の平成最初の山を登るためのあなたのためのガイドです。

　仮面ライダークウガはかなりハードというか、怪人の人殺しっぷりがマジで容赦なくて結構トラウマだったりしたんですよね。「振り向くな！」とか。トラック野郎とか。EP20は癒し。

　それにしても、クウガに限らず平成ライダーってかなりドラマに寄っていて実質山と言っても過言ではないですね。「様々な表情を見せてくれます」という言葉の趣深さよ……。

戦隊も見ろ

　面白いのは仮面ライダーばかりじゃない！　関係性のオタクVtuberルチカさんから見たスーパー戦隊論。頷きすぎて赤べこになった。

　結構身の回りにも「ライダー見るけど戦隊は見ない」勢多いんですよね。一度会社の飲み会で「ライダーの重いドラマ感がいいんじゃん！　戦隊はそういうのないからさー！」と言われて「それは違うよ！」とダンガンロンパしました。普段仕事で喋る量の5倍くらい喋った。後悔はしていない。

　当記事に書いてある戦隊のスゴイところには全面同意全面降伏なんですけど、戦隊のスゴイところは他にもあって、例えば絶対群像劇になるとことか良いんですよ。主人公は勿論レッドなんだけど、それを取り巻く戦隊メンバーたちもレッドと同じく特殊な力を持つ者たちなので、仮面ライダーと比べて「同じ目線での人間ドラマ」が発生しやすいし、彼らひとりひとりにその特殊能力にまつわるエピソードが与えられがちでそこがとてもエモなんです。例えば轟轟戦隊ボウケンジャーとか全員クソ重いフェイトエピソード持ちで、その背景を以て各キャラクター同士の関係性や敵怪人との因縁をしっかりと描き、各因縁同士が相乗効果を発揮し合って涙腺に極大ダメージを与えてくる感覚は、「特殊能力者が少数」である仮面ライダーだとなかなか得られないものだなと思っています（ここまでひと息）

　最近は横浜流星くんが伸びてきて「えっ　特撮出身なの！？　戦隊！？　まじで！？」とかってツイートがちらほら見えるのがウレシイ限り。彼自身も戦隊の経歴を隠していないですし、この調子でスーパー戦隊にも注目が集まってほしいなー

　まぁそうは言っても、ルパパトロスが激しすぎてリュウソウジャー見てないままなのは負い目を感じている之字。3話くらいしか見てないんだよな……。なんかここまでくるともう「次の戦隊から追っかけるかー」みたいな気持ちになっていたりする

国境の祭典

　激アツ。これを毎日やってるのホントに激アツ。エッセイとしての文章力も相まって胸が熱くなる良い記事だった。

　創作世界だとこういう関係性が描かれて「あいつらも実はいいやつなんだ……」とか言ってたら戦争が起きた、みたいな話になっちゃうんですけど、現実世界でそれが起こらぬよう祈るばかりですね。平和で物騒な祭典が祭典のままで居られたら良いなと思います。

神戦士シリーズが具現化した

　以前僕が幻覚を見て書いた「おまいらも新時代の特撮ヒーロー『神戦士シリーズ』を観てくれ」の神戦士シリーズ。あの新作が出ました。僕の見た幻覚に呼応して新作が具現化しました。ウレシイ。

　元々上記の紹介記事では10作目「神拾戦士ジダイ」まで挙げていたのですが、その次、11作目にあたる作品です。打診貰ったときは飛び上がって喜びましたが出来上がったものを見て更に飛び上がりました。今僕は成層圏にいます。

　海を舞台にした物語で、今作では二人でひとつのヒーローに変身！　平成ウルトラマンや平成ライダー11作目やらを彷彿とさせる設定に大興奮！　水棲生物に造詣の深い無銘さんの描くエルマーレの物語が今から楽しみでなりません！

いじょうだ

　逆噴射小説大賞関連のピックアップもあるんですが、それは気が向いたら別途ヤリマス。タブン。

◆宣◆
【制作本舗ていたらく】では、ていたらくヒーロータイムと銘打ってオリジナルヒーロー小説を多数お届けしております。他にもコラム書いたり記事紹介したり盛りだくさん。新鮮な記事を毎日お届け！　しようフォロー！