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『スマホとメモ帳を最強バディにしよう』(Kindle版)を刊行します

 新刊『スマホとメモ帳を最強バディにしよう』を刊行します。3月30日発売予定です。

今こそメモ帳を使いたい

 スマートフォンが普及した現代においてもメモ帳は役立ちます。
 いや、メモ帳こそ、クリエイティブな仕事に不可欠なツールなのです。
 本書『スマホとメモ帳を最強バディにしよう』の想定読者は、パソコンやスマホを使っているユーザーです(文房具をテーマにしていますが、すでに利用しているユーザーは直接の対象ではありません)。

スマホとメモ帳を併用すべき7つの理由

 たとえば、
 すぐにメモがとれる
 面が大きいのでのびのびと書ける
 通知などに邪魔されず集中して発想できる
 各種記入欄を自由に設定できる
 スマホの面を見ながら、考えをメモできる
 などのメリットをあげています。

メモ帳ならデジタルデータを精鋭化できる

 中でも見逃せないのが、デジタルデータの精鋭化です。
 スマホのメモ帳のデータは、ちょっとしたことでもメモすることでどんどん不要なものがたまっていきます。これに対してアナログのメモ帳は、どんどん使ってページがいっぱいになったら代替わりさせることになります。このことで、不要なデータは自然と手元から離れていきます。この代替わりのときに必要なネタ、情報、アイデアのみをデジタル化(スキャン、入力etc)すればいいのです。そうすれば、デジタルデータ(クラウド上のものを含む)は、使える情報だけになります。
 これは、デジタルツールだけを使っているとつい見逃しがちな事です。とくに、最近はハードディスクやクラウドストレージサービスが大容量化しています。かつては容量の節約のためにデータを削除する習慣がありました。ですが、大容量なので、不要なデータもそのまま保存されます。その結果、デスクトップ検索をしたときに、不要なノイズのようなデータも表示されます。ここに、実績のある情報、結果が残せたアイデアのみがでていれば、思考はずっとシャープな物になるはずです。

コストはわずかワンコイン

 デジタルデータを精鋭揃いにできる。そのための出費はわずかワンコインです。
 150円程度のメモ帳に400円弱ぐらいのペンを用意する。わずか500円少々で、メモ帳とペンを揃えれば、上記のメリット全てが享受できるのです。

メモの全てがデジタルでなくてもよい

 そもそも、メモの全てがデジタルでなくても良いはずです。
 ちょっとした思いつきは紙のメモで十分。
 また紙のメモならば、大きな面にのびのびと好きな形で情報を記入出来ます。
 本書で紹介しているA6版のメモ帳ならば、広げれば大きさはA5。そのサイズはスマートフォンのそれとは比較にならないぐらい大きいです。また、ペンを使えば、記入面をいっぱいに使って情報を細かく書けるのもメモ帳のメリットです。スマートフォンの場合サイズにもよりますが、入力にスタイラスを利用できるケースは少ないので細かい記入には不向きです。その点、メモ帳はユーザーがその気になれば細かな情報を逐一記入出来るのです。

アナログのメモ帳を利用した各種事例を掲載

 本書には、1日の予定、1ヶ月の予定、100のやりたいことリスト、タスクリスト、ガンプラの制作工程の記録、ラーメン屋の比較リスト、やりかけのことのリスト、会話の下書きメモなど、37のメモ帳活用事例が掲載されています。
 また、メモ帳に目次とページ番号を書いて検索性を高める方法も紹介しています。これは、文房具が好きな人ならばよく知っている方法ですが、デジタルツールをメインに使っている人をターゲットとしているためにあえて丁寧に紹介しました。

スマホユーザーならメモ帳も使ってほしい

 このように本書『スマホとメモ帳を最強バディにしよう』は、スマホを使っている全ての人に使って欲しい提案が満載です。メモ帳をプラスするだけで、集中して考えることができ、デジタルデータも精鋭化されます。またスマホを使う時間が結果として短くなるので目にも優しいはずです。
 本書『スマホとメモ帳を最強バディにしよう』は、スマートフォンを使っているビジネスパーソンに役立つ内容満載の一冊です。

2024/03/25 14:17 追記
 メモ帳よりも、タブレットのほうが面積が大きいという意見があるかも知れません。ですが、タブレットも通知やその音とは無縁ではありません。また、目的ごとにアプリを用意する必要があります。
 さらに、イニシャルコストです。最低でも数万円はします。
 重量も違います。メモ帳はせいぜい数十グラムですが、タブレットは数百グラム。文字通り一桁違います。
 なので、スマホにはメモ帳を併用しましょう!
 そのための手引きとして本書を書いたのです。

2024/04/01 14:47 追記
 各種メディア、インフルエンサーの方にもご紹介いただいています。
・文具のとびら
【新刊】館神龍彦『スマホとメモ帳を最強バディにしよう』Kindle版発売

・なかむら真朱さん(『暮らしと自分を、もっと楽しく整える ごきげん ゆるノートBOOK』著者)のX.以下にいくつかのポストが続きます。

・倉下忠憲さん(『すべてはノートからはじまる』著者)のX。やはり、いくつかのポストが続きます。とくに二番目のポストで指摘されている「本書ではメモの管理やスケジュール、そしてタスクリストなどの使い方が紹介され、それらを一冊のメモ帳の中で組み合わせることで、手帳ザ・ビギニングのようなものが立ち上がってくる。」というあたりが、実によくご理解いただいているなと感じ入りました。

ジブン手帳(佐久間英彰)さん
 あのジブン手帳の佐久間さんのXでのポストです。

・ていない/大木奈ハル子さん
 東洋経済オンラインなどで連載を持つコラムニストの方です。
アメブロでご紹介いただきました。

・髙橋拓也さん(「毎日、文房具。」編集長)
 『小さいノート活用術』の著者でもあり、IT企業勤務ながらアナログの本質を理解されている方です。

知的生産の技術研究会・理事長 久恒啓一先生にもご紹介いただきました。拙著の思いをきちんとうけとめていただいております。

著者は「アナログなんかアナクロだ」だと限定しないで、日々のできごと、感想などのメモをとる最初の記録媒体として、紙の手帳を活用し、それをデジタル化して、知的生産に役立てて欲しいという願いでこの本を書いている。

「久恒啓一ブログ日誌」より


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