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高級酒を販売するとは その4 俗に言う日本酒の世界の常識が一般社会で通用するのか

※画像は東洋経済より引用

非常にいい記事だと感じたので引用いたします

最近自分なりに考察してみて感じる事

高級酒の販売に関して、このところ自分でも思う所があり、色々考察してみて感じた事を纏めて考えて見ましたけど、改めて今のサービス業そのものの在り方自体と言うよりも、サービス業に付く人間として、社会人としての常識や企業に長年勤められる能力、経済的、文化的な見識や教養、社会人として、誰に対しても敬意を持って接する能力や技能を磨かなければ、ナンボ日本酒やワインの知識が優れていようが、永遠にお酒を販売する能力自体が身に付かないのでは無いかな?って、今更ながら当たり前の事に気づいたように思います。

サービス業のサラリーマンとして高収入を得るにはどうすべきか

自分自身がこの先、サービス業のサラリーマンとして、高い収入を得たいとか?きき酒師として成功したいって考えるならば、素晴らしく能力の高いきき酒師を目指す以前に、社会人としての常識や幅広い知識や教養を身に着ける必要があると思います。また、サラリーマンとして、定年後も今の会社に居たいならば、企業人としてビジネスとは何か?どうすればもっと三方良しの考え方に近づく事が出来るのか?をお酒の勉強と並行してしなければ成らんなって感じる事が多々有ります。

どうして当たり前の事に気づかなかったのだろう


少し考えて見れば、解る話ですが、どれだけ酒の知識が有ろうが、どれだけ食と酒の組み合わせが出来ようが、社会人としての常識や基礎が身に付いていない人間が、一定の収入がある社会人にお酒を売れるかどうか?を考えてみれば、多分100円の缶ビール一本すらマトモに売れないんだろうって事実に大阪を離れて城崎に来てみて、再就職して社会人として常識人が圧倒的多数ともいえる、うちのお客さんから改めて学ばせて頂いているように日々感じます。

酒の業界内に存在する日本酒には日本酒の考え方という誤った常識

酒の業界、1つとってみてもワインと日本酒では考え方や、売り方が違うって、主張されるソムリエやきき酒師、自称酒の専門家は掃いて捨てる位に居ますけど、一般人から見て、或いは一般社会のビジネスマンから見て、どう写るか?って考えると、単に勉強しないだけで、日本酒の専門家ともワインの専門家とも言えないのでは無いかな?って感じたりします。

多分、大阪に居れば酒の世界の常識は、一般社会の非常識って感覚に気付く事が無かったと思う

実際に、一般の社会人から見て、ソムリエやきき酒師、自称、酒の専門家って方々を見れば、確かに格好良く映るかも知れないけど、実際に付き合ってみて、社会人としての教養や常識、礼儀を知らないのが分かった場合、お客さんと専門家としてお付き合いをしていただけるのか?って単純な社会人としての常識に対し、都会で有れば許される酒の業界人だけとの付き合いの中で、一番肝心な部分に気付かなくなっていたのかなって、城崎に来てみて感じる事が多々あります。

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