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高級酒を販売するとは その3 ブローカーと販売会社の違いとは

※画像はPB商品 日刊工業新聞HPより引用

日本酒の販売会社とは

日本酒の販売会社に関して、最近日本酒のプロデュースを行って、高級酒を中心に販売されている会社、代表格はサケタイムスをやっている株式会社clearさんなんか、典型的な販売会社って話になりますが、ブローカーとは全く形態が異なりますし、販売会社は新たなブランドを立ち上げて、日本酒の販売価値を高める意味で業界への貢献度は非常に高いって話になります。

自分でPBを作った経験から思う難しさ

私自身は、かつて在籍した関西資本の飲食の一部上場企業で、30台前半で会社から言われて焼酎のPBを作って、結果的に約二万本販売し最終的に株主優待品にまでなりました。たまたま、上手に当たりましたけど、新たなブランド商品を作るって、売価の設定を含めて、ビジネスとして成立するには半端なく難しいです。(特に価格を設定するのが非常に難しいです)

ブランドを立ち上げるとは


その意味で、今、ビジネスとして日本酒のブランドを立ち上げて高級酒を1からブランドとして立ち上げるって、従来の製造元の酒蔵の固定客を使えませんから、顧客作りから始めるって話になりますので、普通にやって出来る仕事ではありません。

日本酒業界のブローカーの仕事とは

一方の日本酒業界のブローカーの仕事とは、元々酒蔵がブランド作りから販売方式までビジネスとして成功した商品を色々なルートでかき集めて、定価の数倍の価格で販売するビジネスモデルなので、スタート時点で既に違うって話になります。

捉え方に正解は無い

まあ、捉え方は人それぞれですので色々な見方が有るとは思いますけど、日本酒の販売会社の日本酒業界への参入に関して、私が感じるのは、従来の日本酒に対する価値観を良い意味で変えられる可能性を感じるって意味では、今後さらに注目される存在になる可能性があるって感じますね。

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