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【無料】あと322日(たぶん):最大出力の更新

 油断をすると刻一刻とカウントダウンは進むのだと、こうして毎日意識的に勘定し始めて気づく。あと300日になるのなんてあっと言う間だし、気づけば200日になっているだろうし、あたふたしているうちに50日を切って、いざ当日を迎えることになるんだろう。

 今年はこれまで以上の作業量を自分に課すべく予定を組んでいる。上半期は現在落語論の執筆をしつつ、5月6日の「立川吉笑×田中光」は完全に新しい表現の可能性を探ることになるから考えることや産み出さなくちゃいけないことは多いし、そこに加えて夏以降のトライアル2024に向けて大ネタを仕込まなくちゃいけない。
 真打昇進にまつわる事務作業のあれこれは皆さん大変だとおっしゃるし、実際に大変だと思うけど、そこまで心配していないのはソーゾーシーTOURなどでこれまでに落語家としてはありえない量の作業をこなしてきた自信があること。特に2021年は20公演以上のあれこれを処理してきたから、披露目単独での負荷は多分あれくらいか、もう少し多いとしてもそんなにかけ離れたものではないだろうと予想している。ただ、落語や執筆の創作関連の負荷が最大級に高まっている状態で、それだけの事務作業をこなせるかどうかはやってみなくちゃ分からない。

 現状としては、やることの量が多くて、でもそれぞれのピントがまだ絞れていなくて、どうにも進んでいかない感じ。漠然と追われているというか。もう少しやるべきことが整理されてきて、今週までに「現在落語論を50枚書く」「ネタの書き起こしを2席分」「暗記を半分まで済ませる」「3日間、ネタ出し作業をやる」などとやるべきことが明確になったらとにかくそれをガツガツ進めていくだけなんだけど。

 この一年で自分の最大出力の過去一を出したい。その経験はいずれ挑むことになる大勝負の場面で大きな自信につながるだろう。

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