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「グレーを受け入れられる人でありたい」

昔は白黒つけたがって、
自分にも他人にも厳しいところがありました。

でも年齢を重ね、いろんな人との出会うなかで
「みんなそれぞれ事情を抱えているんだ」と
感じることが増え、
「グレーを受け入れられる人でありたい」と
思えるようになった。

   
小池栄子

心を輝かせる名言集


なんで白黒ハッキリさせたがるんだろう。

なんでハッキリさせようとして他人にまで厳しくなるんだろう。

いつになったら人に寛容になれるんだろう。


自分の基準だけで他人を判断してしまうことに、「私って性格悪いな」と凹むことがある。

自分の考えと違っても、「この人はこういうふうに考えるのか」「そういう考え方もできるのか」と受け入れたいのに。

むしろその違いを楽しみたいのに。

「こうでなければいけない」と思い込むと、そうしてくれない人に対してものすごく苛立ちを覚えてしまう。


相手にもよる。

尊敬している人や好きな人が自分とは違う考え方を示すと、「すごい、こんな角度で切り込んでくるのか!」「さすが、私にはその考えは出てこなかったなぁ」と感心して影響を受ける。

だけど、苦手な人や嫌いな人には「なんで言ってることが分からないの?」「なんで言う通りにしてくれないの?」と拒否反応が出る。

苦手な人や嫌いな人でパッと思いつくのは、
自分の都合しか考えてない人
承認欲求が高い人
一貫性がない人
他人の嫌がることを平気で言う人
などなど。

頭の片隅では分かっている。
きっとこれは私が嫌いな私なんだろう、と。

そしてその人たちに振り回されてるのに、本人たちは楽しそうにしているのが羨ましいんだろう。


完璧な人間なんていないし、絶対的な正解なんてない。

いろんな人がいて、いろんな背景があって、それぞれの考え方を持つのは自然なことだ。

グレーを受け入れることは頭では理解できる。

私はそれに加えて、「また悪い性格が出た。私の性格は直らない。」と悲観的になるのではなく、「また悪い性格が出てしまったけど、また次から気をつけよう」と、グレーゾーンにいる自分を許してあげなければ。



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