「動かない者は、つけられた鎖にも 気づかない」
立場が上がったことをきっかけに、さらに直さないといけない私の欠点のひとつが行動力。
何をするにも動き出しが遅い。
めんどくさいというのもあるし、自信がないという理由もある。
そんな理由を分析して自分を甘やかすのを改めないといけない。
朝起きてから動き出すまでが遅いとか、読みたい本があってもなかなか読み始めないとか、旅行のチケットの予約を後回しにしてしまうとか、プライベートで自分が困るのはいい。
でも、仕事で「これは確認した方がいいな」と思い立っても、「こんなこと聞いたら頭悪いと思われるかな」とか「いったん時間を置いて考えよう」という思いが働き、すぐに行動に移さない。
他の作業をしているうちに関連の資料が見つかって解決したり、たまたま他の人の作業がヒントになって解決したりと、時間を置いたことで嫌な仕事を避けられたということが成功体験になってしまったのだと思う。
でも、自分が抱えてしまうと、部下の作業スケジュールが短くなってしまう。
上司からのオーダーに応えるのが遅くなってしまう。
そもそも上司から指示を受けている様子を部下は聞いていて、勘のいい部下であれば、自分に降ってくる作業を想定して先に動いたり私からの指示を待つことになる。
優秀な部下ばかりで助けられている一方で、私の判断力や行動力を無言で評価されている気分になってプレッシャーを感じる。
「上司から何を求められているんだろう?こういうことかな?合ってるかな?合っているとして、それに応えるために何をしたらいいんだろう?私がやるのかな?部下にやってもらうべきなのかな?」と、いろいろ考えてしまっているうちに動けなくなる。
これまですぐに動かずに指示を待っていることが多かった分のツケが今回ってきている。
部下の方がよっぽど頭の回転が速い。
でも、それを嘆いていても仕方ない。
考えたり悩んだりすることは必要だけど、「とりあえず時間を置いてみよう」は私の場合は控えて、「とにかく動いてみよう」に意識を切り替えないといけない。
私にとってはなかなかの試練だ。
すぐに動けるように、そしてできることなら先回りして動けるように鍛えよう。
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