「やってみて、ダメかもしれないけど、やってみないとわからない」
侍JAPANメンバーの言葉を見つけたのでピックアップ。
準決勝、感動的な試合でした。
リードされたまま最後まで追う展開。
日本も調子は悪くないのに、なかなか得点に結びつかない。
これまでが余裕のある試合展開ばかりだったので、準決勝はもどかしく、ヒヤヒヤしながら観ていました。
1点を追う9回裏。
大谷と吉田が塁に出て、バッターは村上。
なかなか調子が回復しない村上に、不安がありつつ、「きっと打ってくれる!」と信じた。
理想はサヨナラホームラン。
でも、まだ少し余裕はあるし、ホームランじゃなくても、1点返して同点に持ち込めればいい。
しっかりとサヨナラ打を決めてくれました。
侍たちもベンチから飛び出してきて喜びを爆発させていた。
もう感動的でした。
年齢は関係ないかもしれないけど、まだ23歳の村上選手、期待の大きさは分かっていて、それに答えられない状況が続いて苦しかったはず。
あのサヨナラ打でヒーロー復活。
同じくWBCで不調が続いていたけど、最後の最後で決めた時のイチローを思い出した。
源田もケガをしたみたいなのに、途中から復帰。
鈴木誠也も見たかった。
「全員野球」という言葉は、オッサンくさいビジネス用語だという話を何かの番組で話していた。
でも、今大会は試合を重ねるごとに「全員野球」を感じる。
大谷やダルビッシュというスーパースターだけでは勝てない。
MLBとの契約や球数制限、投げたら何日空けないといけないなどの制約があって、他の人でカバーしないといけなかった。
でも実際はカバーという言い方は違った。
野球を知らないから目立つ選手しか見えていないだけで、他の選手たちも本当に素晴らしい。
そして、素晴らしい選手がいるだけでも足りなくて、技術や戦略やメンタル面でのチームワークが機能しないと強いチームにはなれない。
先日のサッカーW杯にしろ、今回のWBCにしろ、素晴らしいものを見ている。
明日、仕事休みたい。
※写真はWBCとは関係ありません。
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