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🏮元宵節イベント🏮2024/02/24

こちらのイベントは終了しました。


2月24日(土)、タトゥルカフェにてイベントを開催します。

《元宵節》げんしょうせつ/ユェンシャオジェ

旧暦で1月15日にあたるこの日、日本では“小正月”と呼ばれ、新年最初の満月の日を指します。
中華圏で最も重要な祝祭日《春節》を締めくくる日でもあります。
(そしてこの時期の台湾観光の目玉として紹介されるランタンフェスティバル/台灣燈會もこの日のことです。)

今回のイベントではこの元宵節や春節の期間の特別な食事をいくつかご用意します。


元宵

元宵
揚げた元宵

一つ目はその名も「元宵」(ユェンシャオ)。
満月の姿を思い起こさせる、もち米の粉を使ったお団子です。

台湾スイーツで有名な湯圓(タンユェン)にもよく似た食べ物(実際に元宵ではなく湯圓が食べられることも多い)ですが、米粉を捏ねて餡を包む湯圓とは製法が大きく異なります。

元宵は丸く固めた餡を米粉を入れたザルの中で転がし、湯に浸け表面を潤し再び米粉の中で揺する、という工程を何度も繰り返して作られます。

店主もこの工程の再現と材料選び(日本には同じ製法の米粉がない😟)に苦戦しましたが、今回は黒ごま餡を閉じ込めた元宵を皆さまに召し上がっていただこうと考えています。

*台湾では揚げて食べられることが多いようなのですが、(揚げている最中に破裂しやすいので)イベントでは安全のため茹でてご提供します。

發糕

發糕

続いては春節の定番で蒸しパンのようなお菓子「發糕」(ファーガオ)。

「發」の字には大きく切れ込みが入って膨れた姿と共に、「發財」(財をなす)という意味も込められています。

また餅やケーキを表す「糕」の発音が「高」と似ているため、運気が上昇するともいわれています。

こちらは蒸したてのタイミングが一番おいしいので、イベント中に何度かに分けてご提供予定です。詳細はイベント概要の項で。

鳳梨酥

鳳梨酥

台湾土産の定番として有名なパイナップルケーキ、「鳳梨酥」(フォンリースー)。

パイナップルを漢字で表すと「鳳梨」。
中国語では「フォンリー」ですが、台湾語では「オンライ」と読み、繁栄や幸せが訪れることを表す「旺來」と発音が似ているため縁起の良い食べものとされています。

店主が秘蔵していた沖縄県産パイナップルの果肉を使って餡を作ります。
どうぞお楽しみに。


イベント概要

台湾茶を飲みながらこういったお菓子(と、もう何品か作れるかな?)をお楽しみいただけるイベントを予定しています。

日時:2月24日(土) 12:00~(20:00終了予定)
会費:お一人様 3,000円
内容:
 ・もち米のお団子[元宵]
 ・春節の定番蒸しパン[發糕]
 ・パイナップルケーキ[鳳梨酥]
 ・その他店主の気まぐれで何か…
 ・店主おすすめのお茶あれこれ(フリーフロー)

通常メニューは休止しますが、一部ドリンク、アルコール類は別途ご注文いただけます。

イベント参加ご希望の方は専用フォームからの申し込みをお願いします。
申込時にご来店予定の時間帯をお選びください。

①12:00~ ②14:00~ ③16:00~ ④18:00~

各回の30分~1時間後に蒸したての發糕をお出しする予定です。

入替制ではありませんが、混雑時にはお選びいただいた時間帯を元に時間制限を設ける場合があります。

イベントご参加の申し込みページはこちら

(フォームの入力できないな😣むずかしいな🥺という方は、InstagramのDMやタトゥルカフェ公式LINE等でも承ります。)

今回も状況により当日飛び入り参加も受け付けますが、菓子類の確保がお約束できませんのでぜひ早めの予約をお願いいたします。


おまけの小話

「誰かが發糕を作っているときに、『もうできた?』と聞いてはいけない」という言い伝えがあります。

製菓・調理技術が発展しておらず、温度や時間、蒸し加減をしっかりコントロールできなかった昔の話だとは言われていますが、おっちょこちょいな店主も急かされると失敗するかもしれません。

時間に余裕を持って、どうぞゆっくりと楽しみにいらしてください。

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