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工藤隆雄 「山歩きのオキテ 山小屋の主人が教える11章」 新潮文庫

小学生の頃、家には世界の文学全集があった。その中でも冒険記、探検記が好きで暇さえあれば読んでいたなあ。オトナになった今でも、そういう本が大好き。

聞く機会のない山小屋主人のコラムや、山歩きの楽しさを語る箇所は面白く読み応えあり。ただ冒険記として読むものではなかったかな。

中高年の登山者のマナー違反、暴挙の話が多く、注意啓蒙という意味で、山歩きをこれから始めようという方には、良書なのでは。

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