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~道北の釣り旅6日目(最終日)~ 稚内からの帰り道、釣れた魚をいただき、旅を振り返る。

ついにこの日が来ました。礼文島最終日。いや、道北釣りの旅最終日です。稚内と礼文島が中心の旅でしたが、ついに最終日になってしまいましたね。ということで、今日は釣りの日というよりかは、稚内からの帰り道のドライブを楽しみながら今回の旅を振り返り、釣れた魚をいただく日にします。

そして気になる方は1日目から5日目までの記事は下記からどうぞ。
道北釣りの旅の記事がまとめられているマガジンも下記から。

(上記は道北釣りの旅のマガジンです。)

では、早速最終日が始まります。

1.朝起きる~フェリーに乗る

アラームが鳴ります。
朝の5時半ですね。
車中泊だったので、起き上がったら体が少し痛みましたし、あまり寝れた気がしません。
が、寝ないよりはましですし、急いで帰る準備をしないといけません。
まずは、念の為、クーラーの氷をチェック。
うん。溶けています。
昨日礼文島にあるたった1つのコンビニ、セイコーマートに寄り、氷を買おうとしたところ、普通の氷がなくなっていたので、コーヒー用のを大量買いしたら、飲料用だからか完全に溶けて水になっています。
高かったのに。
外にクーラーを置いていたからもう少し長持ちすると思いましたが、またもや買う必要があるみたいですね。
しかも魚の切り身もびしょ濡れです。
もともと刺身にする予定はなかったので、いいですが、急いで氷を変えないといけません。
氷を入れ終わり、朝ご飯を食べましたら、昨晩は泊まっていませんでしたが、民宿にチェックアウトしに行きます。
やはり暴風。
ここだけ崖の上だからか毎回なぜか暴風ですね。
チェックアウトが終わり、フェリーターミナルに戻ります。
こんなことをしていたらもうフェリーに乗る時間です。

そんなこともあり、無事手続きを終えて、フェリーに乗ることができました。
今から礼文島から稚内に戻ります。
礼文島の釣り最高でした!!

2.稚内へ

フェリーに乗ってから数分後、ついに船が動き出しました。

礼文島から稚内に戻ります。
礼文島でも十分釣りが楽しみたので良かったですし、自然も満喫しました。

その後は船が出港し、沖に出ると、波が激しくなりました。僕は酔わなかったですが、船が少し揺れていました。
外海っていう感じがします。

天気も沖は晴れていました。

こんな感じでフェリーを楽しみながら、時間は思いのほか早く過ぎていき、陸が見えてきたなと思ったらそれは稚内でした。

意外に早く着きましたね。
そして無事稚内に到着。
礼文島の前はずっと稚内にいたので、戻ってきたっていう感じです。
いつの間にか稚内が故郷みたいになっています。(笑)
しかも晴れた稚内を初めて見ます。
稚内の3日間がこんな天気のいい日だったらなと思いながら、稚内の街を通り過ぎます。

3.ちょこっと釣る

そして、天塩に。

最終日で釣りをしない予定でしたが、こんなに晴れてしまうと、さすがに釣りはしたほうがいい気がしたので、運転中に見えたよさそうな川で釣りをしたいと思います。
しかも海岸沿いの道に出たら、海が思いのほか穏やかでした。前まで大荒れだったのになんで最終日に限って穏やかなのかと悔く思いながらも、釣り場に到着しました。
本当に数十分釣るだけですが、釣りたかったので、釣ります。

釣れそうですね。
まずは川を探るために、スプーンを投げます。狙いはイトウかアメマス。
ロングロッドを使っているので、向こう岸に届きます。
すると、ルアーの倍のサイズしかない小魚がチェイス。ウグイか小さいアメマスでしょうか。

その後は川では反応がなく、海の海岸へ歩いて移動をしようとしたその瞬間に、砂浜に足跡を見つけます。

熊か?
と思いながら、足跡を丁寧に観察するとやはり熊でした。
風が強い日にもかかわらず、柔らかい砂の上に足跡が残っているということは、まだクマが近くにいる可能性があるので、今日はこの川での釣りをやめて、別の川で残りの時間を釣ります。

調べてみたところ、今から2週間前ほどにクマの目撃情報がこの川であったみたいです。
しかも大きさ1.5m。十分でかいです。
海がここ1週間ずっと荒れていて、やっと穏やかになったので、サケやカラフトマスなどの魚を狙いに下流のほうに降りてきていたのでしょうか。
危なかったですね。
皆さんも釣りをするときはクマに注意しましょう。

この後はクマにビビりながらも、別の川でも釣りましたが、まったく釣れず、ここからまだ家まで4時間もあるので、今日の釣りは終えることにしました。

4.やっと帰宅

こんなこともあり、オロロンラインを走りながら、きれいな景色を楽しみ、無事留萌まで行くことができました。

少し休憩。
がここからまだまだあります。

その頃はものすごく疲れてきましたが、やっと帰宅しました。
すでに空が薄暗くなっていました。
帰ってきたなっていう感じがします。
無事帰宅して、ちゃんと道北釣りの旅を終えることができましたね。

5.この6日間で釣れた魚をいただく

はい、やっと釣れた魚を食べれます。
帰宅当日は時間がなかったので、食べれませんでしたが、やっと時間が空いたので、いただきたいと思います。
まずはアメマスから。
身はいい感じにオレンジ色ですね。
塩焼きにする分は皮つきで、それ以外の切り身はすべて皮を取ります。

ではまずは簡単にできる塩焼から。

焼いたら身が急に真っ白になりましたが、果たしておいしいのでしょうか。
早速いただきます。

...まずくもないけどおいしくもないです。
美味しいかと言われたら美味しいですし、不味いかと言われたら不味い気もします。
美味しくも不味くもない感じです。
身はスズキ系の魚のようにしっかりとしていますが、ぱさぱさでも水っぽくもなく、それだけならいいですが、マス独特の臭みと泥臭さが混じり、何か変な感じがします。

好きな人もいると思いますが、僕は慣れていないマス臭さは苦手でした。
が、非常に食べ応えがある身で、思ったよりも身がしっかりとしていました。

が、どうにかしてこの臭みを消すことができればおいしく食べることができるのではないかということを思いつき、マス系の魚に合うハーブを利用した料理法で料理をしていきたいと思います。

このようにハーブと塩コショウを振りかけて、1時間ほど待ち、味を染み込ませます。
それが終わりましたら、フライパンで焼いて、出来上がり。

この料理法のほうが身の色が変わらず、マスを食べている感があり、いいですね。

身もホクホクです。
さっそくいただきたいと思います。

まだまし...

日本人の味覚もあると思いますが、ハーブをたくさんかけたからか、更に独特な味になった感じがします。
が、泥臭さはましになり、まだ食べやすいので、いいでしょう。
臭みは少し消えましたが、その分ハーブの味も強くなっています。
ただ、慣れてくると、食が進みようになり、意外においしい気もしてきました。
燻製とかにしてみてもよかったかもしれませんね。

次に、いただくのは、シマゾイとアイナメ。
礼文島で釣れた魚です。
シマゾイは王道の塩焼きに、アイナメは汁物にしたいと思います。

まずはシマゾイから。むちゃくちゃおいしそうです。
では焼きたてのうちにいただきます。

...美味い!!

根魚とは思えない臭みのない淡白な白身です。
臭みはゼロ。市場でもよく見かけるだけあって、ものすごくうまいです。

正直言ってもう少し磯臭く、水っぽいのを期待していましたが、身もいい感じにしっかりしていて、全く磯臭さがありません。

では皮も美味いと聞いたので、皮もいただきます。
おいしすぎる!!
皮はカレイに似ています。カリカリとしているのを期待しましたが、コラーゲンを含むやわらかい皮でした。
しかもちゃんと塩の味がして、淡泊な身と一緒に食べると完全に病みつきになります。

例えると、カレイやカナガシラでしょうか。
皮も身もカレイにものすごく似ていますが、身はカレイよりもしっかりとしていて、カナガシラに似た、脂ののっていないホッケや八角みたいな身です。
これはおいしいですね。

気に入りました。

次にアイナメをいただきます。

...美味い

シマゾイとは別の旨みですが、まだまずくはないです。
ただ、アイナメのほうがシマゾイよりも磯臭みがあります。
が、身はホクホクです。

ただ、少し磯臭さがするので、僕はシマゾイのほうが好きでした。

あと、汁にアイナメの磯臭みがすべて出ていたので、少し臭かったです。
料理法の問題かもしれませんが、僕はやっぱりシマゾイのほうを好みます。

では最後にサビキで釣れた魚をいただきます。冷凍して1週間ほどたっていますが、大丈夫でしょう。
シンプルにから揚げで。

おいしそうです。

揚げたてのうちにいただきます。

...美味しい。最初に食べたのはチカでした。やはりチカはおいしいですね。ワカサギのように身があっさりしていて好きです。

次はサバ。
これもまたうまい。身が固いですが、すべてカリッとしているので、お菓子感覚で食べれます。

そしてカタクチイワシ。
お菓子。完全にお菓子っていう感じがします。これもカリッとしていますね。

最後にマイワシ。
これはちゃんとから揚げ。カリッとした後に、身がジュワーと口に広がります。しかもちゃんとうまい。おいしかったです。

基本的に唐揚げは全部の魚がおいしかったですね。やはりサビキ釣りで釣れる魚は全部おいしいのでしょうか?

無事完食できてよかったです。

6.道北釣りの旅のまとめ(振り返る)

今回は道北釣りの旅の最終日でした。釣れた魚もいただくことができて、無事終えることができました。では1日目から最終日までを振り返りたいと思います。

1日目
まずは出発、車で数時間走らせてやっと最初の休憩所、留萌に到着。留萌港で釣り、道北釣りの旅のファーストフィッシュのサバやイワシをサビキで釣る。
そんなこともあり、無事稚内に到着。休憩して、夜釣りへ。場所は稚内港。
まずは投げ釣りで港内を探り、釣れたのは稚内ファーストフィッシュのウグイ。その後は大量にウグイが釣れて釣りにならなくなり、サビキ釣りを開始。すると入れ食いで本命の良型のチカ。その後はカタクチイワシとチカを無事釣ることができて、雨が降ってきたのでホテルに戻り、休憩してから熟睡。
1日目はここで終わる。
詳しくは本編から。(下記)


2日目
朝起きると大雨。数時間やむのを待ち、暴風雨の中、昨日の夜釣りで訪れた漁港でサビキ釣り。サビキで無事サバやイワシをゲット。
その後は日本最北端へ。稚内の宗谷周辺の港で釣り。カラフトマスを釣ろうと思ったが、その竿が折れてしまい、穴釣りへ予定変更。
穴釣りを開始すると、早速初めて見る魚が釣れる。(ムスジガジ?)
そして、小さいカニや、ソイを釣って移動。
日本最北端の宗谷岬を観光して、日本最北端の漁港で釣りをするが、ウグイばかりでまた移動。この日は雨だったため、夜釣りはキャンセルで、ここで釣りを終える。
詳しくは本編から。(下記)


3日目
この日はカラフトマスを狙う日として、昨日折れた竿の修理へ近くの釣具屋へ。この辺の釣りについていろいろ教えてもらう。
竿が修理できたということで、カラフトマスを釣りに行くが、その前に近くの港でサビキ釣りを楽しむ。が、ウグイしか釣れないので移動。

そしてついに教えてもらった場所へ。宗谷岬を過ぎてオホーツク海へ。ワイルドな景色を見ながら釣り場へ。
が、昨日の大雨のせいで海が荒れていたので、さらに移動。
が次の場所も大荒れ。
ということで、サケやカラフトマスが川にいないことを確認して、川にルアーを投げる。
するとヒット!!大アメマス。がバラし。
その後も川にルアーを投げ続けたが反応がなく、別の川に移動。
海が荒れているため、カラフトマス狙いから川でのアメマス狙いに目的が変わる。
すると5投ほど投げて、ヒット!!
今度はさらに引く!!
上がってきたのはまさかのイトウ。ナイスサイズの70cm程。
幻が釣れて、驚いたが、引き続き釣る。が、やはり奇跡だったみたいで、その後は無反応。
そしてこの日の夜釣りは大ウグイしか釣れず終わる。
幻が釣れた日だから十分。
詳しくは本編から。(下記)


4日目
この日は朝からフェリーに乗って、礼文島に行くつもりだったが、乗り遅れてしまい、午後の便へ変更。その間の時間を利用して釣ることに。
昨日大アメマスをバラした川へリベンジ。
すると昨日のポイントよりも少し上流の方でヒット!!がバラす!!2回連続ばらしたが、三度目の正直という言葉を信じて同じ所にルアーを投入。
するとヒット!!そして今度こそ無事ネットイン。
釣れたのは55cm程のナイスサイズの大アメマス。
この後は時間的にぎりぎりだったため、釣りはここでやめてフェリー乗り場へ向かうことに。
そして無事出港して礼文島へ。
礼文島についたら寄り道せず、船から降りたらそのまま釣り場へ向かう。
釣り場に着いたら港内の川の河口で少し釣る。が反応なし。
投げ釣りに変更。すると、礼文島初日なのに、投げ釣りで礼文島での目的だった念願の魚、アイナメが釣れる。
しかも良型、30cm。
そんなことをしているうちに薄暗くなり、民宿へ。
この日の夜釣りはフェリーターミナル周辺ですることに。すると、少し苦戦したが、無事念願だったシマゾイが釣れる。
そしてここで釣りを終える。
詳しくは本編から。(下記)



5日目
実はこの日がまともに釣りができるのは最終日。
さらに道北釣りの旅ではこの日しか晴れない。朝からスコトン岬に行き、最初の釣り場へ。この釣り場では釣れず、ここ5日間で釣れた魚をさばいて、別の釣り場へ移動。観光気分でいろんなところで釣りをするが最終的に釣れず、夜に。
この日は車中泊なので、夜釣りを開始するが、まったく釣れず、ここで釣りを終える。
詳しくは本編から。(下記)


6日目(最終日)
そして今日。今日は基本的に帰宅するまでの道のりと釣れた魚をいただく記事でしたが、無事楽しく終わることができました。

道北釣りの旅はこんなもんでした。
観光をしながら、釣りを楽しみ、楽しい思い出と経験がたくさんできて、良かったです。
日本最北端の釣り楽しかったです。
また道北で釣りができる機会があれば釣りたいと思います。
やはり北海道の釣りは最高!!
これからも北海道の釣りを満喫して、夢見る大物を釣りたいと思います!!

ということで

ではまた~!!

次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!(^^)


僕の道北釣りの旅の記事がまとめてあるマガジンは下記から


道北釣りの旅の釣果を釣果情報サイトカンパリにも投稿しているのでぜひ見てみてください。(下記)


今回利用したタックルと仕掛けは下記から

イトウ、アメマス(カラフトマス狙い)

ロッド:
シマノ23ディアルーナ100MH
リール:シマノストラディック4000XG
ライン:PE1.2号
ルアー:Developスプーン(カラフトマス用)タコベート付き(イトウ赤アワビ、アメマス青アワビ)

サビキ釣り

ロッド:シマノ21ムーンショット90ml
リール:シマノ21ナスキー3000番
ライン:PE1号
仕掛け:チカ用サビキ仕掛け
エサ:アミエビ、コマセ

投げ釣り

投げ竿1本目
ロッド:安い投げ竿30号4.2メートル
リール:ダイワクロスキャスト5000番
ライン:ナイロン6号
仕掛け:カレイ、アイナメ、ホッケ用投げ釣り仕掛け
エサ:イソメ、イカ

投げ竿2本目
ロッド:安い投げ竿30号4メートル
リール:ダイワジョイナス4000番
ライン:ナイロン5号
仕掛け:カレイ、アイナメ、ホッケ用投げ仕掛け
エサ:イソメ、イカ

投げ竿3本目
ロッド:
安い投げ竿30号
リール:安いリール6000番
ライン:ナイロン5号
仕掛け:カレイ、アイナメ、ホッケよう投げ仕掛け
エサ:イソメ、イカ

穴釣り

ロッド:プロマリンテトラ大物EX120M
リール:ダイワPR100
ライン:ナイロン4号
仕掛け:ブラクリ、ブラー
エサ:イソメ



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