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グリーン車に乗った夜

グリーン車は素晴らしい。新幹線よりもスペシャル感がある。

その中では瞑想もできるし読書もできるし音楽も聴ける。家よりも集中できる。

当然、仕事をすることもできるが、これはあまりお勧めできない。仕事よりももっと気持ちを彷徨わせるようなことに向いている。もちろん寝るのもいい。

仕事で疲れた後、グリーン車で寝て自分の街に戻ればほどほどに元気になっている。夜に自分の街に戻り、駅から出た後にもう一ターンぐらい何かの行動ができそうなぐらい気力が回復している。

この気力は明日に持ち越せないので、今のうちに何かの活動で消費しておきたい。

そんなわけでnoteに日記を書いています。

日記といえば大学生の頃、二日に一回、自分のサイトに日記というかエッセイをアップするという義務を己に課していた。

二日に一回の日記を書くことに持てる全エネルギーを消費していたが、あれは私の人生の中でもかなり生産的な日々だった。

もしサイトの更新を止めず、二日に一回の日記更新を今も続けていたら、かなりの徳を積めていたはずである。

なぜなら行為そのものを目的として続ける行為は、人の隠しパラメータである『徳』を向上させる効果があるからである。

では徳が高まればどんないいことがあろうのだろうか? 

徳を積むことで、アバタール(聖者)になれる、満足感がある、メンタルヘルスがよくなる、などの利点がすぐに浮かぶ。

だが徳を積むことで得られる真の利点は、そんな表面的なものに留まらず、もっと奥深い深淵なるものがあると言われている。それを体験するためにも日々の生活の中で徳を積むということをやっていきたい。

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