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人質解放か国外追放か、カタールがハマス指導者に最後通告

カタールはハマスの指導者に対し、合意を確保できなければ国外に追放すると脅迫する厳しい最後通告を突き付けたそうです。

ウォール・ストリート・ジャーナルは匿名のハマスとエジプト当局者の話としてこの最後通告を報道し、ハマスに対して停戦の仲介を求める圧力の高まりを強調しました。

ハマス指導者のイスマイル・ハニヤを含むハマスの政治局の拠点となっているカタールは、交渉における中心的な役割を演じ続けてきました。

しかし、ドーハに拠点を置くハマスの高官フサム・バドランは追放の脅しを受けていることを否定し、交渉は継続中であることを強調しました。バドランは、紛争終結に向けたハマスの取り組みを強調し、停戦が成立しなければイスラム教の聖なる月であるラマダン期間中に暴力が激化する可能性があると警告しました。

ハマスが提示する人質停戦協定の条件には、恒久的な停戦、避難民のガザ北部への帰還、人道支援の増大、ガザ地区からのイスラエル軍の撤退などが含まれています。

しかし、イスラエルはより限定的な停戦を主張し、ハマスが解体され、人質全員が解放されるまで攻撃を続けると誓いました。

バドランは、交渉の進展が見られないことの責任を、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に転嫁しています。バドランは、ネタニヤフ首相が提案された条件への関与を拒否したとして、ネタニヤフ首相を非難しています。

資料:https://www.algemeiner.com/2024/03/09/deliver-hostage-deal-or-youre-out-qatar-tells-hamas-leaders/

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