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バスケットボール競技の性質から見える個性

バスケットボールにはシューターと呼ばれる選手やスコアラーと呼ばれる選手がいます。
どちらも点を取る選手の意味ですが呼び名が違うとタイプも違いそうですね。
そこでちょっと立ち止まってバスケットボール競技の性質を考えてみましょう。そしてそこから選手の個性も考えてみましょう。

ステファンカリー
レブロンジェイムス
ケビンデュラント

この3人の選手、NBA屈指の点取り屋さんですね。
カリーは3ポイントの名手、ジェイムスはダンクも含めた力強いドライブの名手、デュラントはジャンパーの名手
チームにとっては点を取ってくれる有り難い存在ですが、点の取り方に個性がありますね。
もちろん、それぞれの体格など身体的特徴が、それぞれの点取り屋タイプを形成しているとも言えると思います。
しかしよ~く観察してみるとそれだけではないように思います。
それはそれぞれが点取り屋になる為に歩んできたであろう「道」ですね。

これはあくまでも私の推測ですが、その推測が大事だと思います。
推測っていうか仮説かな?(笑)

例えば大きく分けると
カリーはドリブルが上手い
ジェイムスは破壊力が人並み外れてる
デュラントは身長が高いけどクイックネスを持っている
という風に分ける事もできます。

そうなると、せっかくなので、その特徴を活かして点取り屋への「道」作りを行い、その「道」を登る事が、それぞれの点取り屋としての近道のようにも思えますね。

バスケットボール競技は点を取り合うスポーツでもあります。
もちろん逆に言えば、点を取らせないようにする手法を高める必要もあるスポーツでもあるので、守り(ディフェンス)を強化する事も必要です。
しかし、その前にバスケットボール人は誰しもシュートを撃ちたいし、そのシュートが決めるとめっちゃくちゃ嬉しいものです。
バスケットボール人の本音はシュートをしたい。。。

そこで、指導として大切になるのは、育成年代において、その時々のシュートが入る入らないで選手を判断する事はせず、それぞれの特性、個性に合わせて、どのような「道」を歩む事が、結局、それぞれのタイプの点取り屋になるのか。。。の導きをする事です。

バスケットボール競技の性質は明確、だからこそ、一見複雑に感じる人の特性や個性を探し伸ばす事には最適だとも言えると思います

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