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道半の道の真んなかでダンス

日付変わって8月24日、また歳を重ねました。

とはいっても何も変わりません。今さら急に大人になることもできないですし、かといって子どもに戻ることもできない。人生で誓ったことも変わりません。

先日、北海道のフェスに行ってきたのですが、大学生のころと変わらず音楽に合わせ、いつの間にか首でリズムをとり、腕を上げ、踊っていました。あの頃から変わっていない自分にちょっとだけ嬉しかった。

また新しい歳も今までの延長線です。

でも今までだって真っ直ぐに道を進んできたわけではありません。分岐点に悩み、確証のないまま進んで、今にたどり着く。これは皆さんもそうじゃないかな。まっすぐでない道、曲がりくねりながら生きている。決断、迷い、チャンスが私を、貴方を今日に導いたんです。良きにつけ悪しきにつけ、ね。

今さら急に大人になることもできないですし、かといって子どもに戻ることもできません。

10年前とも20年前とも変わらず、確証がない道を微かなヘッドライトの光を頼りに歩いている。だから新しいこと、興味を持ったことにはこれからも取り組んでいく。歳をとったから引き際とか言い訳して、勝手に引いたりもしない。

マップのないゲームだから、せめて自分で行きたい方向を向きましょう。方角が合っているかは最後にならないとわからない。

北海道の黄昏色の空を見ながら、そんなことを考えました。

この1年はもう少し音楽を聴こう、ライブにも行こう、まずはなんでも見てみようとも。ほかにも誰に気兼ねなく、新しいことを楽しもうと思ってます。

また新しい歳も今までの延長線です。でも変化はあると思ってます。だからわくわくもしています。

これからの1年、私にとっても貴方にとってもそういう1年でありますように。

大丈夫、まだ踊れるはずです。

徳重龍徳


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