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小学生、中学生の野球人口は、どれぐらい減ってるの?

高校野球人口については、かなり減少していることを前回の記事で書きました。

しかし、高校野球部に入部してから辞める人もかなり少なくなっているとも、前回の記事でわかりました。
継続率が約90%ですからね😃 ほとんど辞めへんくなっているようです👏

それでは、そもそも中学や小学校の野球人口の減少が起きているので、高校野球人口も減っていると考えられますので、小学生、中学生の野球人口がどの程度の減りなのかを整理したいと思います。

データソース

  • 綺麗にデータがまとまっているところがありませんでした。。

  • なので、中体連のホームページや、やきゅいくさんのサイト、こういったブログなど、様々な媒体からデータをかき集めた形になっています💦

  • あまりデータの出所が明確でないケースもありますが、あくまで傾向を掴むという趣旨ですので、ご了承ください🙇‍♂️


前提

  • 2007年〜2020年が対象。全カテゴリーにバランスよくデータを確認出来た期間がここのみだったので。

  • 対象は、以下の通り。

    • 中学硬式_5団体

    • 中学軟式_中体連

    • 中学野球人口_合計

    • 小学生軟式

    • 高校野球


結論

  • 全般的に、小学校も中学も野球人口は減少。😭

・中学校軟式は人口が激減⬇️
2007年から2020年にかけて、約30万人から約16万人に。。約50%も減少。😭

・中学校硬式は人口が微増⬆️
2007年から2020年にかけて、約4.3万人から約5.1万人に。8千人アップ👍

・小学校の野球人口も減少⬇️
2007年から2020年にかけて、約30万人から約19万人に。。約37%も減少。😭

  • 高校野球人口は小学校や中学の野球人口ほど減っていない。意欲の高い中学の硬式野球の人口が、高校野球人口を下支えしているように見えます。

  • 中学野球全体(軟式+硬式)から高校への継続率は2010年以降かなり上がっているようですね。めっちゃええ傾向😃


小学生、中学生の野球人口


小学生、中学生、高校生の野球人口


中学の野球人口を見てみましたが、2010年ごろから減っているようですね🤔(硬式は微増、軟式が激減)
小学生の野球人口も減っているみたいです。
こういった背景から、高校野球人口も自動的に減っているのでしょうね。

高校野球も人口が減ってはいますが、小学、中学に比べると減り幅は小さいことがわかります。

一方で、中学硬式の存在は大きいようにも思えますね👍

中学軟式に比べて、高校野球の人口があまり減らないのは、意欲の高い中学硬式のメンバーが高校野球人口を下支えしているようにも見えます。


気になる点:
 中学野球人口の合計値が、小学生の野球人口を上回っているデータになっています。🤔  これだと、中学から急に野球を始める人が多いように見て取れますよね。
 個人的な感想としては、小学生の野球人口の方が多くて、中学生になって野球を辞める人を多く見てきたもんですから、違和感を感じます🤔
 小学生の野球人口のデータが、足りていないかもしれません💦 (でも、これ以上は見付けれませんでした。。)

中学野球全体(軟式+硬式)から高校への継続率


中学野球全体(軟式+硬式)から高校への継続率

「中学から高校に上がる時に野球をやめてるんかな?」とも思ったので、そこの継続率も見てみます。

中学野球全体(軟式+硬式)から高校への継続率は2010年以降かなり上がっているようですね😃

2007年は48%だったのが、2010年からどんどん上昇して、Maxで69%。
2016年〜2020年は平均で67%となっています。
20%近いアップは、素晴らしいですね👏



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