アスモデウスと入間の間にあるものは「クソデカ感情」ではない

すごい文句言われる覚悟で書きました…無理だこれと思ったら退場お願いします

では本文へ……↓

鈴木入間とアスモデウス・アリス。
『魔入りました!入間くん』の顔にして物語を彩るコンビ。二人の出会いが両者の生涯、そして魔界を変えるものになっているのでは？と考えてしまうくらい「華」がある二人です。

昨今、オタク界隈では「同性同士の強い結び付き」を「クソデカ感情」という単語で現すのが主流になっています。しかし入間くんとアスモデウス(以下アズくん)は違うんです

入間くんとアズくん、お互いへの想いは決して「クソデカ感情」ではないのです。

二人の関係はこの単語の定義に当てはまらないのです。

そもそもクソデカ感情とは、「恋とか愛とか以上の強い想い」を現す言葉。醜さも歪みもひっくるめての感情。同性同士特有だという考え方もあります。

なんというか、入間くんとアズくんにクソデカ感情という字ヅラもニュアンスもあんまり似合ってないんです…←

入間くんとアズくんの関係のポイント

①アズくんは入間くんが人間だとは知らない
アズくんは入間くんが人間だと知りません。そもそもアズくんが人間という種族を知っているかもあやふやなところがあります
ですのでありがちな「少年と人外」の関係や価値観の差の描写がありません。あったとしてもベタなそれではありません。

②アズくんはかなり純粋
入間くんを人間だと知らないアズくんは入間くんを「ちょっと変わった悪魔」という認識で見ています。
入間くんの言動は悪魔の価値観では信じられないものが多いのですが、アズくんはそれを「何か意味がある！」とあまり強く問い詰めないでいます。これはアズくんが持つ本来の純粋さと狂信者気質を現しています。この関係は後々でかいツケが回ってきそうで正直怖いです。

③二人の関係は今後物語の大事な鍵になっていくはず？
最初こそアズくんがほぼ一方的に入間くんに想いをぶつけていくことが多かったのですが、物語が進むうちに入間くんもアズくんが大事な存在だと自覚していく様子が伺えます
微妙に噛み合ってない二人の想いが試される未来は確実にあると信じたいです←

結局何が言いたかったか……
とにかくアズくんと入間くんの関係はクソデカ感情という言葉では現せないし少し当てはまらない気がするということです。

『少年漫画のありがちなクソデカ感情の描写に飽きた』
『男二人が惹かれ合う描写に飽きた』
『少年と男人外のコンビものはどれも似たようなものに見える』

そんな人に見ていただきたい二人。
それが入間とアスモデウスです。