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医者の僕が実はベンチャーで新規事業開発している話

こんにちは、Ubie株式会社の医師の白石達也と申します。
(11月からは業務委託として働いています。)

こちらの記事では
「病院など医療機関の経験しかない医師が安心して働けるのか?」
に応えるべくオンボーディング的なことを書きましたが、
今回はヘルステックにはいることでどんなチャンスがありそうなのか?経験がつめそうなのか?という点を少し説明できればと思います。

なんと新規事業開発をしている

一例としてですがここ半年ほどは僕は新規事業開発(0→1とかいいます)に関わらせてもらっています。新規事業開発とは、新たに「困っている人の課題を解決してお金を払ってもらう仕組みを考える」ことです。社内起業みたいなものだと言う人もいます。
・誰がどういうことに困っているのか?
・それはどのようにしたら解決するのか?
を考えるとともに、その解決する仕組みの中でどうやって金銭的な対価を頂くか、頂けるのか、ということを考えます。

そんなこと医者がやれるものなの?

経験から現場の課題への理解は深いので、そういう点ではむしろアドバンテージがあります。
またUbie Discoveryは既存の事業においても発明を繰り返すことが求められる組織で、ノウハウの蓄積があります。(普遍的なガイドまで内省しています)また、会社として新規事業への理解もあります(バカでないとゼロイチの事業はできない、の記事など参照)。
本当のイチから起業することと比べるとはるかにサポートが整っています。
エンジニア・デザイナー・ビジネスメンバーと強力なメンバーが揃っているので恐ろしいスピードで物事をすすめていくことができます。

新規事業開発経験はなにがどう嬉しいのか?

日常生きていて、ぼんやりと「この困りごとをこう解決すればお金がもらえそうだな」みたいに思うことがあるかもしれません。
ただそのぼんやりしたアイデアは所詮アイデアにすぎず、実際にそれを実行に移してビジネスとして形になることとは大きなギャップがあります。
困りごとと思っていることへの理解やその解決策への理解を深めていく過程が必須ですし、それをどの方向に向かって育てるべきなのかを考えることが重要です。
(そして、そもそも解決策をつくる技術をはじめとする力も必要です)

このギャップを埋めることが新規事業開発で、
ぼんやり浮かんだアイデアを形にしきる力がついていく(だろう)と思っています。

Ubieの医者は全員そんなことをしているのか?

既存サービスの中で新たな価値を産むプロジェクトをリードする医師もいますし、医学データと向き合うことで新たなデータ価値を産んでいく医師もいます。
全員一様に同じことをするわけではなく、本質的には、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」を実現できる会社とするために、何がチームとして追い求めなければいけないのか、自身はどう動くべきなのか、自身がやりたいことは、などを総合的に考え、様々な仕事に向き合います。

終わりに

医学にとどまらず、新しい働き方に興味がある方はぜひ、まずはカジュアルにお話しましょう。(本当にカジュアルな面談(会社説明とかサービス説明とか)です。)

また、医師の方で「手伝ってもみてもいいか」という方は業務委託医師登録フォームに入力くださると嬉しいです!



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