ドラゴンボールの劇中の雰囲気で時代背景が判る…かもしれない話

先日、俺の息子と話してた。

俺の親父…
息子からするとじいちゃんですが、今でこそ甘々でニコニコ優しいけど、俺が子供だった当時、めちゃめちゃ恐ろしい存在でした。

俺は今でも怖いっす。

で、息子はその「怖いじいちゃん」を想像出来ないらしく、なんとかわかりやすい例えはないものか?と。

そこで!

息子はドラゴンボールが大好きなので、それで例えてみた。

ドラゴンボールZの、特にフリーザからセル編までって、バチバチに緊張感と危機感が凄かったんですよ。

ベジータもピッコロさんも、甘さや緩さが一切無くてめちゃめちゃ怖かったんだけど、

そういえば、当時の世の中の男の人達、ああいう人達多かったなと気づいたんです。

余裕なくてキレ気味なのが普通、みたいな感じ。

俺の親父も、友達の親父も、学校の男の先生も、近所のおっさんも、みんなあんな感じ。

怒鳴るのも暴力も当たり前な価値観。

今のドラゴンボール超あたりだと、ここまでの危機感や緊張感は皆無。

最近のドラゴンボールはすぐ仙豆食うし。

当時のドラゴンボールはそんな甘さは皆無だった。

特にナメック星あたりの、あの殺伐とした雰囲気はもう2度と味わえないだろう。

で、その殺伐とした雰囲気。

あれこそ、90年代の雰囲気だったと思う。

時代だったんだろうな…。

あの当時の劇中の雰囲気と、リアルの世の中の男たちの雰囲気が俺の中ではガッチリ同じに見えてて、俺個人としてはとても生きづらい子供時代でした。

息子に伝えると、「ああー、なんとなくわかるかも」とのこと。

さすが、U-NEXTで過去のドラゴンボールの劇場版全て見尽くしてるだけあるぜ。

で、俺自身改めて当時のドラゴンボールのアニメを見直してたんだが、緊張感も殺伐な雰囲気もマジですごいんですわ。

クウラとかブロリーとか、そのあたりの劇場版は本当にシリアスで危機感半端ない。

気を抜いたら殺される(=現実では怒られる、殴られる)

こんな感じでした。

2024年現在は随分良い時代になったと個人的には思います。

特に意味もない記事ですが、「90年代の雰囲気」を体験してみたい方は当時のドラゴンボールのアニメを観てみる事をオススメします!

ではまた!

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