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ミイラ取りがミイラになる

こんばんは。
五十嵐です。

つい先日、関東でも雪が降りましたね。寒すぎる。

職場が横浜、住みは東京都内なのですが、横浜の方が雪がすごかったです。
職場の近くでは15cmほど積もっていました。
(*この年齢で雪だるまを作って遊んでたことは内緒にしてください。)

記録的な降雪があった日、職場内で「ミイラ取りがミイラになっちゃって困るな~」と上司が愚痴を吐いていました。

今日はミイラ取りがミイラになることに対する僕の考えをつらつら書きたいと思います。

1.ミイラ取りがミイラ取りになるとは?

まず言葉の意味を整理します。

「人を連れ戻しに行った者が先方にとどまって戻らないことや、意見をしようとした者が反対に説得されてしまうことなど、はじめは相手に働きかけようと出かけた者が、逆に相手にとりこまれてしまうことの例え。」

2.語源ってなんだろう

なかなか面白い言葉ですよね。
ということで、まずは語源を見てみましょう。

語源はポルトガル語の「ミイラ」という薬に由来しており、「ミイラ」は「ミルラ」とも呼ばれ、効果の高い薬の一つとして中世ヨーロッパで広く使われていたようです。
そのような背景から、ミイラの採取で生計を立てる人が増えていきましたが、ミイラの採取には過酷な砂漠越えなどを余儀なくされることもあり、途中で倒れて息絶えることが多かったと言われています。

つまり、「ミイラを採取に行こうとするも、砂漠で自分が倒れ、結局自分がミイラ化してしまう」というのが語源になっているようです。

3.僕の考え

上司の話に戻りますが、言い方は別として、スパイを敵アジトに送り込んだのに寝返っちゃったり、協力的な関係が作れなくなったら、たしかに「困るな~」ってなりますよね。
ましてや、スパイは優秀だからスパイとして選出されているわけですから、スパイを送り込んだ側からしたら、戦力ダウンってことになりますし。

スパイを送り込んでいる側の立場に立って考えると、ミイラ取りがミイラになってしまうことは困ることだと思います。

ただ、自分の目標を達成するという観点で考えると、意図的にミイラになることってめちゃめちゃ大事なことだと思うんです。

自分の目標を既に達成している人たちがいる環境に身を置くことってめちゃめちゃ刺激になりますし、目標を達成していない自分に違和感を感じるので、もっとやろうとやる気満々になりますし。

やっぱり日常的な言葉や現象でも視点を変えて解釈することって大切で、自分の目標に対して効果的な解釈を日常生活レベルからできているか、つまり、日頃から自分の頭をどれだけ目標を達成するために使っているかが、自分自身を豊かにしていく鍵になると思っています。

その一例としてミイラ取りがミイラになるという言葉を取り上げてみました。
なぜなら、普通に解釈したらネガティブな意味が強いから。

この言葉を、どのようにして自分の目標を達成するために効果的な解釈とするか。
日頃から自分の目標を達成することを考え続けると、一つの言葉、一つの現象に対してもポジティブな解釈ができるから、メンタルが安定するし、メンタルが安定する分、目標達成に向けて行動できる。

結論、解釈が大事なんだ!ということを「ミイラ取りがミイラになる」という言葉を使って言いたかったわけです(笑)

ということで、日常生活からポジティブな解釈をしていきましょう!

では、またお会いしましょう。

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