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登りたい山の霧が少し晴れてきた。

これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の9日目の記事です。

昨日はGLOWさんの「新卒でJクラブに飛び込んで2シーズンが経ちました。」の記事でした!
新卒でJクラブに入って2シーズンが経った現フロントスタッフの方へのインタビュー形式で書いた記事です!スポーツクラブで働く解像度を上げるのに役立つと思うので、ぜひ読んでみてください🙌

9日目の記事はたつや@GLOWが担当します!!

今回は僕が個人としてどこを目指すのか?について書いてみたいと思います。自分は1人の社会人として、どの領域でやるのか、何をやるのか、を自分の整理のためにも、ある種の宣言のためにも今の率直な想いを書き残しておくことにしました。


登りたい山を決める。

つい最近、自分の人生をかけて登りたい山を覆っていた霧が少し晴れてきたような感覚を覚えている。

日本を代表する経営者「孫正義」の名語録の1つ。「登りたい山を決める」

この言葉の奥深さはまだまだ理解できていないが、登りたい山の輪郭は少しずつ見えるようになった気がしている。


登りたい地方はあった。領域はスポーツ。

登りたい地方や山脈はあった。自分の場合はスポーツがそうだ。

「ビジネスの領域からスポーツに関わって業界を盛り上げたい!」
そう大学1年生の頃から思っていた。この目標に対する確信度は間違いなくあるし、これからも揺らぐことは無いと思う。

だからスポーツ系のスタートアップでインターンを大学2年の頃に始めた。個人でも「するスポーツの環境」に興味を持って、スポーツイベントをやったり、webサービスを作ったりしていた。(↓この辺りの話。)

そこから派生してスポーツクラブ向けの採用イベントを作ったり、今も継続しているスポーツビジネスに興味がある若者向けのコミュニティを作ったりもした。

「スポーツ業界を盛り上げる」という目標に対して色々経験することはできたし、全ての行動には仮説を持って取り組むことはできた。けれど、

「ビジネスの領域からスポーツに関わって業界を盛り上げたい!」

それを「人生をかけて登りたい山」と自信を持って呼ぶことはできなかった。それは他の選択肢にNoと言うための確固たる羅針盤にはなり得なかった。

(これには、「スポーツの価値が多面的であり、どこを切り取るかによって商材としての特徴が大きく変化する→結果として身につけるべきスキルセットや集めるべき人が変わってくる」というスポーツビジネスならではの特徴も大きく関わっていると感じている)
(スポーツはこの特徴を持っているので、個人的に「スポーツ業界で働きたい!」は目標としてイマイチだとも思っている。)


登りたい山が見えない焦り。

スポーツビジネスに全力を注ぐことに対する確信度はありながら、スポーツ業界への具体的な関わり方の確信度はなかなか上げられなかった。

私自身、スポーツを観ることは大好きだが、高校まで地元の高知県(プロスポーツチームが1つも無い)で過ごしていたことも1つの理由かもしれない。スタジアムでの観戦は大学に入るまでほとんど無かったし、日本の中で特段好きなスポーツチームがある訳でもなかった。

だから、現地の独特の空気感が好きでスタジアムを満員にしたい!と語っている人や、大好きな特定のスポーツクラブで働きたい!と誇らしげに話してくれる人が正直羨ましくもあった。広大に根ざしたスポーツ地方の中でも迷わず自分自身の目指すたった1つの山に対して歩き始めているようで、自分だけがこの土地で迷子になっているようで、なんともいえない焦りもあった。


少しずつ霧が晴れてきた。

登りたい山の近くにいるはずなのに見つけられない約3年だったが、最近になって少しずつ登りたい山・登るべき山が少しずつ見えてきた気がしている。

直近で、人生を変えるような何かきっかけがあった訳ではない。何か特別な経験をした訳でも、何かすごい出会いがあった訳でもない。

それでも自分の中からじんわりと湧き上がってきた気持ちがある。最近見つけたはずなのに遥か前からそこにあったような想いがある。

登りたい山として

『スポーツの価値の源泉を担う支え手にも憧れを。』

頂上へのルートとして

『スポーツ業界に新たな売上の柱を。』

この2つが自分の人生をかけて挑みたい問いだ。確信を持ってそう言える気がする。(この2つの詳細についても書きたいが、また次回に。)


正直、自分でも何が大きなきっかけだったのかは分からない。自分なりに行動したおかげで立ち位置が変わって山が見やすくなったのかもしれないし、たまたま風が吹いて山が見やすくなったのかもしれない。

具体的な理由は分からないが、たまたま霧が晴れてきた時にスポーツ地方の山脈が見える位置まで自分の足で歩いてきていたことは褒めたいと思う。

そして、これからまずは3合目を目指して頑張ろう。

ー2023年12月10日作成 橋本ー


最後に

これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の9日目の記事です。
(色々と書きたいことが多すぎて、まとまるように削っていたら9日に間に合いませんでした。。)

明日(12月10日)はkota masaokaさんが担当します!
お楽しみに🙌


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