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"パーシモンホール公演"のその先に。vol.56〜Streaming Live at 月見ル君想フ〜

5月30日に"月見ル君想フ"で生配信ライブを実施出来ることが決まった。

パーシモン公演が延期となったこの日に、きっと三船は BARE BASE からの生配信を実施したに違いないだろうし、この日を待ち望んでいたくれたお客さんたちにも何か届けたいと思っていたので、決定できた時はとても嬉しかった。

こちらは"ROTH BART BARON Stay Home Live vol.2" 4/11 のアーカイブ。配信する度に機材や方法もアップデートされている。

昨日(5/16)の CINRA "CROSSING CARNIVAL 2020 -Online Edition-" に出演した際には、既に配信ライブにもだいぶ慣れた様子で、生放送ながら伸び伸びやっていて、この辺りの時代にキャッチアップしていくスピード感は相変わらず流石だ。

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”けものツアー”は、2月28日に札幌公演、3月22日に京都公演、とギリギリアウトとも言えるタイミングで敢行した我々だが、主催者がロットではない青森、山形公演は中止、浜松公演は延期となった。

その頃、なんとか無性にライブがやりたかったこともあり、FEVER での配信ライブを計画したが、こちらはちょうど「緊急事態宣言」の発表の持って中止。また、それ以前にもとある都内のライブハウスに配信ライブを打診したがあまりの予算の大きさに断念をした。

が、幸運にも今月5月の頭に、店長タカハシコウキさんからメッセンジャーで連絡を頂くことができた。

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”三密”を避けながらリスクを抱え、音楽とともに生きることが必然となった2020年、配信せずにライブ公演はもはや成立しないのではないか、という仮説はしばらく世界中のミュージシャンにとって検証していくフェーズになったのではないだろうか。

考えてみれば世界中のフェスやフジロックだっていつしか配信なくして成立しないコンテンツになっているし、そのスピードが今年を持って一気に加速したのは良いことにすら思えている。その理由は、東京にいなくても、または、東京にいたって、世界中日本中各地のエンターテインメントにリアルタイムでキャッチアップ出来ることはめちゃくちゃドキドキ出来るからだ。

今日現在、むしろ今までなぜ、ライブハウスやホールは生配信を積極的に行なっていなかったのだろう、という気持ちにさえなっているのが正直なところ。

月見ル店長さんのタカハシさんやテクニカルクルーの皆さんと数度のZoom会議を交わしながら、配信ライブの可能性を探っている。するとこれはこれで今まで叶わなかった別角度のエンターテインメントが次々、思いついてとても楽しい。現段階ではどこまで実現するかわからないが、実験的な試みもいくつかトライできそうで非常に楽しみだ。その細かなトライアルやライブ内容など、アップデートがあればお知らせしていきたいと思っている。

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配信ライブのニュースも多くのネットメディアに取り上げて頂くことができた。

是非、あなたのカレンダーの5月30日にチェックをお願いしたい。

TITLE:ROTH BART BARON - Live at 月見ル君想フ -
VENUE:月見ル君想フ
DATE:2020年5月30日(土)
TIME:START 20:00
PRICE:¥1,000

出演者:ROTH BART BARON
三船 雅也|Masaya Mifune ( vo/gt )
中原 鉄也|Tetsuya Nakahara ( dr )
with Musicians
西池 達也|Tatsuya Nishiike ( key/ba )
岡田 拓郎|Takuro Okada ( gt )
竹内 悠馬|Yuma Takeuchi ( tp/key/perc )
須賀 裕之|Hiroyuki Suka ( tb/key/perc )
大田垣 正信|Masanobu Otagaki ( tb/key/perc )

続く。




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