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28.1

4月前最後の3月31日、東京の最高気温らしい。
そんな日に千葉県我孫子市にある手賀沼で会社の同僚とコンビニスイーツ食べながら日向ぼっこしていた。

その同僚の子は一番仲が良く2023年を過ごす時間が長かった訳だが、所属チームの上長と段々合わなくなり出張先でハラスメントに遭ったなど様々な負の要因が重なりついには先週から会社を休み始めた。

自分で自分の身を守ろうと進んで選んで居られているようなので私は思った以上に心配してないし、話してくれる近況にただただうんうんと相槌するくらいしかできていない。けどきっと大丈夫だと思う。

思い返すと千葉で一人暮らしを始めてからいよいよ2年経つ。
最初は実家に頻繁に帰り、それまでと変わらない人付き合いをしていたけど徐々に千葉に馴染んできた。

今の環境にいることで知り合った人も増えてきて少しずつ人付き合いが変化していることを感じる。
たまにLINEの友だち欄を眺めているとあの人は元気かな〜とか考えるけどそれ以上の関心が湧くことなく気付くとお腹すいたなんてつぶやいている。
 
そういえば先日名古屋に住む大学の友人から突然電話が掛かってきた。
出てみるけど私はその人への関心はとっくに失っていて、共通の友人にも会っていないのでただただ話題提供を待つだけ。かけてきた理由も無かったと言われたのでこんなつまらない電話があるもんかと終わらせてしまった。

かと言って私自身なにも変わってないし、ただ単純に「年を取る」ということが卒業や新天地のようなイベント感で誤魔化してきたものを削ぎ落としてより生々しいものとなって春へ着実に移り変わり始めている。

最近までこの状態とは一体なんだろうと考え込んでしまったが、言えることは「さよなら」した訳ではなく引き出しの中にしまうことに近いんじゃないかなと納得してみる


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