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Facebook反省会~結局note街が住みやすい~

私にとって、苦手意識しかなかったFacebookを再挑戦しようと思った理由は、以下の4つだった。

・地元で活動しようと思ったから。
・リアル物書き仲間がほしくなったから。
・バツイチ仲間(女性)もほしいと思ったから。
・コミュニティー活動に関わりたくなったから。

バツイチ仲間については前回語ったとおり。
地元男性たちに掻き乱され、それで結局Facebookをやめることになった。肝心の女性とのご縁はほとんどなし。

10日間ほどのFacebook生活で、「友達」になったのは20人弱(国際ロマンス集団含む)。そのうち女性は3人。それ以外の人たちで色恋や個人情報に触れない、社会人としてのマナーを守った会話ができた人は、たったの2人だった。残念な世界である。

考えてみたらバツイチ仲間は、ご近所さんにも親戚にもいたってことを思い出した。
まずは身近なところをちゃんと見よう。

  *

しかしFacebookは悪いことばかりではない。
「グループ」は楽しめた。とても感謝している。

私の趣味に関するグループへ片っ端から参加。同じ趣味の人たちの集まりだから、心穏やかに、のびのびと楽しむことができた。

私もグループ内で記事を書き、たくさんの「いいね」やコメントをもらった。丁寧に返信し、そこにまた「いいね」がいくつもつく。

これまでの私は、コメントがつくとまず怖がっていた。誹謗中傷されたことは一度もないのだが、返信することにとても苦手意識を持っている。

特に嫌なのが、TwitterにしろMessengerにしろ、チャット的な会話への返信。返信するまでもない軽い言葉に対して、どうリアクションすべきかにとても悩む。

同じチャット形式でも、LINEはまだいい。
親しい人としか繋がっていないから、コミュニケーションの仕方で悩むことは少ない。

もっといいのは、昔ながらのメール。
まとまった文章をやりとりする方が、私の心は乱れずに済む。

その私が、趣味のグループ内では軽いコメントがついても心乱れず、楽しく丁寧に返信することができた。スタンプだけで処理しても良さそうな軽いコメントにも、わざわざ文章で返した。苦ではなかったからだ。

なぜ苦ではないのか。
管理された空間でのマナーを守った交流だから、というのがまず1つ。もちろん趣味グループの人たちから、Messengerで不躾な質問をされることはまったくなかった。

それと多分、コメントがついても通知音が鳴るわけではないから、だと思う。
私はちょっと、通知音恐怖症みたいなところがある。これで結構、胃腸がおかしくなる。

  *

そういえば私は、昔からバイトでも就職先でも、お客さんとか消費者、顧客といった人たちを直接相手にする仕事は苦手だった。
特に苦手なのが電話受け。
まずあのけたたましい音で怯え、苦手な話をされるとかなりパニックになる。

逆に気持ちよく取り組めた仕事は、大型ショッピングモールの社員食堂でのバイト。それから生協でのカタログ制作。つまり仲間内を相手にする仕事だと、変な怯えが発生しにくい。

私の能力を活かしたいなら、誰彼構わず接するようなやり方は避けた方がいいのだろう。趣味グループのようなクローズ型、あるいは何かしらの条件を満たしている人たちと関わった方が、能力が発揮されやすい。

それから、Messengerのようにチャット形式のツールも避けるべきだろう。対応ばかりに時間と思考力を奪われ、創作活動がまったく進まない。

私の場合、Facebookをやるなら、グループ活動だけに特化した方が良かったようだ。でもそうもいかないだろうから、やっぱり私にFacebookは合っていない。
ちなみにインスタもMessengerを使うようなので、やりたいとは思わない。

自分の得意環境・苦手環境がわかったことは収穫であるが、何回同じことをやっとんのじゃ、と我ながらあきれる。

  *

物書きの仲間がほしい、と思って始めたFacebookだが。そもそも筆名で活動する人たちが、実名登録制のFacebookで見つかるはずがない。

本名での活動は、無防備な感じでヒリヒリする。書きたいことも書けなくなる。そのことは過去の活動で経験済みのはずなのに。

前よりはうまくできるかも、という謎のポジティブ思考の波に乗り、結局は同じ轍を踏む。
やはり私は、Facebook街には定住できないらしい。

「あなたは絶対、『高橋和珪たかはしわけい』の盾を下ろしてはいけないよ」
姉にも苦言を呈された。

「もう楽園に帰ろう……」

言って気づく。
私は楽園に住んでいたのだと。

結局、noteが落ち着く。
定住するなら、note街。

そもそもnote街の住人は、基本的にクリエイターであろう。あと読み専の皆さんか。そうじゃない職業の人でも、noteに何かしら上げている時点でクリエイターである。
そりゃ基本的に住みやすいわけだ。

それに最近気づいたのだが。noteにはコメントへの返信機能がない。私のような返信に苦悩する人間には、素晴らしい機能だ。
いいから創作しなさい、ということなのだろう。

ただいま楽園。私の街。
もっとこの街で、ちゃんと暮らそう。


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